デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

て、帝国の逆襲?! キルラキル♯18

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「鬼龍院羅暁! 父・総一郎と名もつけられなかった幼い妹、ふたつの命の償い、してもらう! 御首頂戴!」

生命戦維との融合実験の材料にされ、失敗と分かるや遺棄された生後間もない赤ん坊。

羅暁の娘、皐月の妹。

しかし、その子は生きていました。

キルラキル/第18話・夜へ急ぐ人」(2014年2月15日放送/小林寛演出)

大文化体育祭において母・羅暁へ叛旗を翻した鬼龍院皐月。

心臓を貫かれたにも関わらず死ぬことのない羅暁。彼女は既に生命戦維と同化し、人ならざる者に変容しておりました。

人の脳を縛る“精神仮縫い”で、会場にいる生徒を操り人形にしてしまう羅暁。その力は流子にも作用しますが、流子は自らの力でこの仮縫いを強制解除。

鮮血と人衣一体した流子は皐月と共闘宣言。針目縫と因縁の対決。

羅暁と対峙した皐月は愛刀・縛斬で羅暁の首斬り落としますが、生命戦維1本でも繋がっていれば肉体再生できる羅暁の特殊能力の前に苦戦。

皐月をボコボコにした羅暁は皐月の純潔を奪い返すと自ら装着(熟女セーラーか…。ちょっと勘弁して欲しい)。

この時の羅暁の顔がシレーヌ(死麗濡)そっくりだったので「シ、シレーヌ?」というタイトルにするつもりだったのですが、最後の最後に出た爆弾発言で「て、帝国の逆襲?」に変更しました。

予想を裏切らず、期待の斜め上を行く展開に目が離せません。

次回、モッブス「たどりついたらいつも雨ふり」(鈴木ヒロミツ!)。