擁護不能な「小鳥遊六花・改」から5年。待望(?)の劇場版新作。
「映画 中二病でも恋がしたい! Take On Me」
(2018年/石原立也監督)
高校三年。18歳か…。18歳で中二病。
色々と理由付けはしていますが(勇太が好きなのは中二病の六花なので、蛇王心眼を捨てるとアイデンティティを喪失してしまう、とか)、やはり18歳で中二は痛い。
同棲しているにもかからわず、手をつなぐ以上のスキンシップに発展する気配もないというのも、君ら本当に健全な男女なのか?と聞きたくなってしまう不甲斐無さ。
お話は六花をイタリアに移住させようという姉・十花に対抗するため、勇太と六花が駆け落ち。これを十花に弱みを握られたモリサマと凸守が保身のために追撃する、というもの。
「んなもんとっとと同衾して既成事実作っちまえば終わりやないか」というのは心の翼を亡くしたおっさんの戯言。
緊張感のないわちゃわちゃとした追っかけっこ。本人たちは楽しかろう。
収穫は友を売った(?)モリサマと凸守。正に凸凹珍道中。絶えない喧嘩が微笑ましい。ホント仲いいなぁ君たち。
作品との間にできた距離に自分でも驚きました(TV第2期「䜌」ですら蛇足感があったからなあ…)。
恐らく私の中でこの作品は既に過去のものになっているのだと思います。
一種のファンディスクとして捉えるのが正解なのでしょう。
流石にこれは…。 小鳥遊六花・改~劇場版 中二病でも恋がしたい~[2014年10月6日]
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