前回、文字通り“鳴物入り”で登場した大名侍鳴(だいみょうざむらいめい)が颯太のクラスに転校生として編入。
さて、何か事件が、と思いきや、全部うっちゃって林間・臨海学校編突入。
残念、鳴ちゃん、無出無し。
生徒は成績(勉強苦手/水泳苦手)によって林間か臨海に振り分けられるのですが、生徒会長・美森のいらん采配によって颯太は両方に半々ずつ参加する事に。
喜ぶダダ甘ヒロインズ。
彼女の頭には、物語を先に進める“ストーリー・フラグ”が。
くるみ子の両親は豪華客船プレミアム・アンブリエル号(謎の水難事故に遭い、颯太のみが乗った救命艇を残して消失した…らしい)の乗務員でした。
本来、颯太は“奇跡の生存者”なはずですが、どうもかなり大規模なバッシングを受けていたことがフラッシュバックで語られます。
お隣の国の客船転覆事件でも、被害者の遺族が生還者をなじる、というシーンがあったようですが、何というか、タイミングが良すぎ(悪すぎ?)ですね。
日本人のメンテリティとしては、事故の原因になったり、救助義務を放棄した人間に対してならいざ知らず、一般の生存者に怒りの矛先を向けるなんてことは無いと思うのですが、その辺りまだ隠された秘密があるのでしょうか。
くるみ子を攻略する(妹にする)事でくるみ子の死亡フラグを折って物語を先に転がした颯太。
最早ヒロインバブルと言っていい状況ですが、この先まだ増えるのでしょうか(増えるよな、間違いなく)。