デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

Blu-rayのあるべき形。 GJ部りぴーと!でぃすく

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Blu-ray DISC1枚に全12話を収録。
 
入れ替え無し。しかも、1話-11話を無限反復する(永遠に卒業式を迎えない)“リピート再生機能”付き。
 
ビットレートを約半分に抑えての収録は、アクションシーンが少ない作品だからこそできる一種の荒業(それでもBS放送よりは十分高画質)ですが、逆に言えば“入る”のですよ、1枚のBDに、12話が。
 
1枚のディスクに2話しか入れず7-8千円というぼったくりの価格を設定している昨今のアニメが如何に強欲かつ不合理か。
 
勿論、豪華特典満載の単品マラソンを善しとする人も多いでしょう。ただ、ここに“本編のみぎっしり特典無し廉価”という選択肢があっても良いのではないかと。
 
メディアの可能性と日常系愛好家の嗜好を見事に捉えた商品化だと思います。
 

「GJ部りぴーと!でぃすく」

20131月-3月放送/藤原佳幸監督)

 
放課後ティータイム」→「SOS団」→「隣人部」→「生徒会(の一存)」→「極東魔術昼寝結社の夏」と続いてきたお茶とお菓子と漫画とゲームで放課後まったりな日常系の最新形態にして集大成。
 
その名も“GJ部(グッジョぶ)”。
 
設立意図不明、活動方針不明(あの、SOS団や隣人部にすらとってつけたような目的があったのに!)。
 
我儘ロリな部長、天使真央(あまつか まお)は、「とらドラ」の逢坂大河(あいさか たいが)、「生徒会の一存」の桜野くりむの延長線。
 
怒るとジャンピング・バイトする所はインデックスですね。
 
毎日ケーキを焼いて、紅茶を入れるのが趣味(紅茶を飲む人がいないと狼狽してしまう)な真央の妹、天使 恵(あまつか めぐみ)は「けいおん」むぎの継承者。
 
チェスを筆頭にゲーム全般の天才にして常識欠如のクールビューティ、紫音(すめらぎしおん)は、「けいおん」むぎと「生徒会の一存紅葉知弦(あかばちづる)の合わせ技。
 
常時、肉喰っている綺羅々(きらら)・バーンシュタインだけはカテゴライズ不能
 
唯一の男子が四ノ宮京夜(しのみや きょうや。部内での呼称はキョロ)。大抵は部長になる人間に無理やり引きずりこまれて入部、ってのがパターンですが、彼は部室の前を通りかかった所を拉致られて入部というキャッチ・セールスの被害者。
 
中の人は下野紘さん。「バカテス」の吉井君です(人の良さがそのまんま)。
 
で、男子部員に妹がいる(勿論ブラコン)というのもお約束。
 
京夜の妹、四ノ宮霞(しのみやかすみ)の中の人は木戸衣吹さん。妹と言えばこの人。「お兄ちゃん!」と言わせたら、この人の右に出る人はいないのではないかとすら思える妹声優さんです。
 
余談ですが、木戸さんが「レールガンS」にチョイ役で出た時の役名が「妹」。なんか笑ってしまいました。
 
やはり通りすがりを拉致られて入部する後輩、神無月 環(かんなづきたまき)は中の人が上坂すみれさんなのでほとんど凸守(語尾がデス!なのも一緒)。
 
部長の中の人が内田真礼さんなので、六花との共演という見方も。
 
潔いなと思ったのは、学内イベントを(卒業式を除いて)全てスルーしているところ。
 
学園祭の準備はしても学園祭そのものは割愛。準備シーンの次のカットは終了後の虚脱感。
 
“日常以外は描かない!”というスタッフの心意気がひしひしと伝わってきます。
 
これからもこの仕様(1枚は無理でも2枚で12話本編のみ廉価という北米版パターン)のBDが日本でも出回ってくれると嬉しいんだけどなぁ…(聞いてるか、角川&講談社
 

あと欲を言えばOP、EDスキップモードってのを搭載してくれると助かります(あまり大きな声では言えませんが、OPの“♪クラス内ヒエラルキー。そう、誰が決めたわけでもなくいつの間にか作り上げられる1軍・2軍・3軍”って部分、あんまり好きじゃないんです)。


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