デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

頭蓋粉砕キィーック! 東京ESP♯1-2

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話で超能力者が叛乱テロ。乗っ取られた国会議事堂はラピュタのように宙に浮き、地上は同時多発テロ状態。

 

かつて日本の窮地を救ってくれた“白い少女”の再来が望まれる中、テロリストに対抗する超能力者集団が立ち上がり…。

 

最後に噂の“白い少女”(でも白くない)が現れてTo Be Continued.

 

「弁魔士セシル」チックな重さに加えて、あまりに慌ただしい内容だったので、御紹介は話観た後で、と思っていたのですが…。

 

いやあ、もの凄い微妙な出来でちょっと途方に暮れています(笑)。

 

「東京ESP/第12話」(毎週土曜深夜BS11放送/高柳滋仁監督

 

白い少女・漆葉リンカが登場した所で、一気に時間軸は過去へ。

 

リンカが超能力(物体をすり抜ける透過能力)を得たスタート地点まで巻き戻し。実質これが1話のようですが、放送1話に話が戻るのは相当先になりそうな…。

 

しかも、作品の雰囲気丸変わり。1話のどんよりした「X-MEN」+「エスパイ」な雰囲気が、青春ラブコメな明るいものに(こっちの方が好みではありますが…)。


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冒頭いきなり全裸というサービス精神は大いに買いますし、頭蓋粉砕蹴り!という中二病チックな必殺技も嫌いではないのですが…(「喰霊零」との“のりしろ部分”に関してはスルーします)。


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何というか「ブラック・ブレット」にあった、“うわ! 恥ずかしー! 滅茶苦茶! でも面白そう!”というワクワク感がまるで無いんですね。

 

ここから超能力者が増え、仲間が出来、悪用する集団が現れ…な展開になって最終的には第1話にリンクする、という構成になるのでしょうが、そこまではお付き合いできないような気がします。

 

リンカ父の塊魂なスーパー磁力とか画的な面白さは多々あったのですが、やはり語り口が今ひとつということでしょうか。


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