初回があまりにカオスだったので「はて、どうしたものか?」と逡巡しての第2話でしたが…。
うん、まあ、アリなんじゃないでしょうか。
設定をおさらいしておきますと…。
高校進学と同時に一人暮らしを始めた里見考太郎。住処は家賃月額5千円の激安物件ころな荘。
安すぎる理由は勿論訳あり物件だから。本来なら、幽霊が出る“だけ”だったはずが、ここに魔法少女、地底人、未来人が乱入して六畳間の領土権を主張(各々手前勝手な理由はある)。
この4人に、ころな荘管理人・笠置静香(孝太郎の同級生)、編み物会会長・桜庭晴海、ついでにティアの護衛官・ルースカニア・ナイ・バルドムシーカ(ルース)を加えた7人がヒロイン候補。
初回は六畳間を巡って取っ組み合いを始めた異界人たちを管理人が〆て(所有者最強!)、全員に暴力的な領土占有を禁止する「ころな陸戦規定」に署名・捺印させるところまで。
2話は、トランプの勝敗によって平和的に領土の占有者を決めるべく、ちゃぶ台を囲んでゲーム(何故かほとんどババ抜き)をし続けるというゆったりまったりな日々。
キャラ立ち云々言う段階ではありませんが、幽霊少女と魔法少女が頭抜けてます。
幽霊少女は動機がピュア(ここに居たい)な分、孝太郎から信頼されており、孝太郎とペアと言って良い立場にいる“チョロイン”です。
逆に全く信用されていないのが魔法少女。
不幸を呼ぶ体質な上にドジで貧乏。更に正体を信じてもらえないという四重苦。
とりあえず、この二人(特に魔法少女)のキャラが際立っているので、しばし継続視聴します。
「バカテス」「わたモテ」の大沼監督にしてはおとなしい展開ですが、これからはっちゃけてくれるのでしょうか。