「本当に丈夫だよ。だったら、これはどう!? これはどう!? これならどう? 凄ぇえ!全然壊れねえ!」
鷲掴みにしたカネキの頭を壁、床、カウンターに叩きつけていくヤモリ。一面に飛び散るカネキの血。
「勝手? 勝手を振る舞えるのは強者の権利だよ」
赫子(かぐね)による身体攻撃描写には補正入れまくっていたくせに、こういう生身の残酷描写はお構いなしなのか…。
…にしてもあと残りあと2話という所で、新キャラ旧キャラ大量投入してきたな。しかも大半が日本全国どこに出しても恥ずかしい変態揃い。
正に変態総進撃です。
「東京喰種トーキョー・グール/第10話・青銅」(2014年9月13日深夜Dlife放送/松林唯人演出)
11区のCCG(グール対策局)を急襲し、瞬時に殲滅した謎のグール集団“アオギリの樹”。
鉄のマスクで口元を覆ったタタラと全身包帯少女エト。
この事件を受けて緊急招集されるグール特別対策局。その中に亜門の姿も。
前回、カネキの財布をスッた全身縫合の少年。てっきり別組織のグールかと思いましたが、何とグール対策局捜査官でした。鈴谷什造(すずやジューゾー、19歳。中の人は釘宮だ!)。彼もまた特別対策局に召喚されておりました。
一方、喫茶あんてぃく。招かれざる客が団体でご来店。
反アオギリ…でしたがボコられてパシリになったバンジョー、アオギリの樹幹部・アヤト(トーカの弟)、お馴染み日本一のサド男ヤモリ(ジェイソン)と彼を慕うマゾオカマ、ニコ。
「用事があるのならコーヒーの1杯くらい頼みなさいよ」「なぁにぃいい!」…いただきます。
彼らの目的はリゼでしたが死んでいるので当然不在。代わりにリゼと同じ匂いのするカネキをボロ雑巾にして拉致。
トーカvsアヤトの姉弟喧嘩は弟の圧勝。
「お前の羽じゃどこへも飛べない。地面に這いつくばってろ…」
緊急招集されたあんてぃくメンバーはカネキ奪還を決意(西尾先輩が熱い!)。
そこに「アモーレ!」の掛け声と共に入ってきた変態グルメ月山習。
「無二の友人が訳の分からない連中の手によって危険な目に遭っているなんて…
No Kidding!」
お前生きていたのか…ってかいつカネキはお前の友人になったんだよ。
いやあ、こういう“かつての敵が次々味方になっていく”少年ジャンプ展開は王道ですが(いや、王道であるが故に)燃えます。
グール対策局 vs アオギリの樹 vs あんてぃく。
自分以外全て敵な三つ巴戦勃発。