日本映画のひとつの頂点と言っていい傑作「日本のいちばん長い日」(1967年/岡本喜八監督)がリメイクされるそうです。
監督は原田眞人。
「クライマーズ・ハイ」「突入せよ!「あさま山荘」事件」「金融腐蝕列島[呪縛]」の監督と言えば何となくそれっぽいですが、「ガンヘッド」「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」の監督、「テラ戦士Ψ(サイ)BOY 」の脚本家と言うと「なんだかなぁ」(笑)。
にしても無茶な事を。出演は、
だそうです(カッコ内は岡本版キャスト)。
原田監督も役所さんも壊れた蓄音機みたいに「家族」「家族」と連呼しているのですが、そういうお話でしたっけ?
何より腹が立つのは、記事のタイトルが「日本のいちばん長い日」映画化となっている事。
あくまで半藤一利のノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」(文藝春秋)の映画化であって、岡本喜八版のリメイクではない、と。
実際、記事の中に岡本喜八の名前は無く、存在そのものがなかった事にされています。
そんなに比較されるのが怖いのか。
公開は2015年8月。
※シネマトゥデイの記事はこちら→http://www.cinematoday.jp/page/N0068875
※岡本版のレビューはこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/shinbashi_naki69/32725520.html