デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

百寿(ももじゅ)昇天。 追悼:橋本忍

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脚本家・橋本忍がお亡くなりになりました。

 

719日。肺炎。100歳(と3ヶ月)!!大往生でしょう。

 

橋本忍と言えば「幻の…」あ、いえ、何でもありません。

 

作品規模の大小にかかわらず、緻密・骨太。水も漏らさぬ完成度(たまに「ん?」と思う時もありますが、それもまた味わい。いや、計算された不具合)。

 

イメージ 2思いつくままマイフェイバリットを挙げると、

 

「日本のいちばん長い日」

1967年/岡本喜八監督)

「切腹」

1962年/小林正樹監督)

「黒い画集 あるサラリーマンの証言」

1960年/堀川弘通監督)

「大菩薩峠」

1966年/岡本喜八監督)

「真昼の暗黒」

1956年/今井正監督)

「砂の器」

1974年/野村芳太郎監督)

影の車

1970年/野村芳太郎監督)

八つ

1977年/野村芳太郎監督)

日本沈没

1973年/森谷司郎監督)

斬り

1969年/五社英雄監督)

 

何となく岡本喜八監督がベスト・パートナーな印象がありましたが、並べて見たら野村芳太郎でした。

 

まるで日本映画史を眺めているかのような名作絵巻。

 

ご冥福をお祈りいたします。



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