羊で連想する映画と言えば、まず「羊たちの沈黙」、次いで「月のひつじ」あたりが有名どころだと思いますが、以前から気になっている作品がもうひとつ。
「BLACK SHEEP」
(2006年/ジョナサン・キング監督)
無理矢理邦題をつけるなら、「ニュージーランド・マサカー/羊は群れでやってくる」。
ニュージーランドの可愛い羊が人間を喰うというビジュアルに惹かれて公開を待ち望んでおりましたが、結局日本未公開。
「ビデオ・スルーかよ!?」と思ったら、国内ビデオ発売も無し。
「ただのスルーかよ!?(泣)」
米国版と英国版のBD/DVDを除けば、現在視聴可能なのは予告編のみ。
“人喰い羊”と聞いた時は、「トマト系馬鹿映画キター!」と思いましたが、予告を観る限りただの馬鹿映画ではないようです。
牧羊場の羊の物分りを良くしようと遺伝子操作をしたら見事に大失敗。羊は凶暴な人喰い羊に。
更に、この羊に噛まれた人間は羊人間に変身(ごめん、やっぱただの馬鹿映画だ)。
要するにゾンビを羊に置き換えたホラー・コメディです。
公開しろとは言いませんが、折角の未年。せめて国内版DVDくらい発売して欲しいものです。