デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

サム・ライミ版ポルターガイスト予告編公開

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サム・ライミ製作によるリブート版「ポルターガイストの予告編が公開されました。
 
 
監督は「モンスターハウス」のギル・キーナン。


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ポルターガイスト」と言えば、雇われ監督トビー・フーパーと影の番長スピルバーグの息の合わない二人三脚(多分実態は暴れるフーパーを担いだスピルバーグの二人二脚)が有名
 
予告を観る限りは、82年版のプロット(とある家族が墓地を潰して建てた新興住宅地に越してきてエラい目に遭う)を踏襲しているようですが…。


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82年版の魅力は何と言っても主役・キャロル・アンを演じたヘザー・オルークのビジュアルに尽きるでしょう。
 
いかにも「私を異界に連れてって」な儚げな顔立ち(実際、僅か12歳で儚くなってしまうのですが…)。
 
リブート版の少女も悪くは無いですが、やはりヘザーと比べるとちょっと。
 
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もうひとつ、82年版と言えば“鏡の前で顔面掻き毟り”シーン。


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ダミーヘッドを掻き毟っている“手”はスピルバーグのものだそうです。
 
もう、このシーンしか覚えていないと言っても過言ではない名シーンです。
 
他の特撮部分が割りとファンタジーっぽい作りになっているので、ここの特殊メイクだけ「ええっと、トム・サビーニさんが遊びに来ていたんですか?」な浮き具合。
 
私の評価ポイントは、このシーンのオマージュがあるか無いかに尽きます。


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恐らく、凡百のリブート同様、そこそこ面白いけど何も残らない(劇場出たら3歩でスカッと全部忘れる)出来になりそうな気がしますが、どこか1箇所でいいからささくれのように残る嫌なカットを作って欲しいものです。
 
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