デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

キマシ!? レーカン ♯1 わたし、視えるんです。

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“とりあえず1話だけでも”春の陣第2弾は“幽霊×日常×百合”

「レーカン/第1話・わたし、視えるんです」
201542日深夜TBS放送/工藤昌史監督)


天海 響(あまみひびき。黒髪ストレートロング)は、霊感持ちの高校生(天然)。転校初日から霊が寄ってたかって大騒ぎ。

 

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本来であれば、どこから見ても“電波”な響がどうクラスに溶け込むのか、が描かれるところですが、スタッフはここを“一週間後”というテロップひとつで華麗に割愛

響には友達も出来、かつ彼女らが響の奇行(霊が見えない人には響がひとりで浮いたり走ったりしているようにしか見えない)に慣れているという日常設定。

転校生にした意味ねーじゃん(笑)。まあ、ここいら辺は真面目にやっても鬱陶しいだけなので、ある意味英断かもしれませんが。

最初に出会った井上成美(いのうえなるみ。金髪×ツインテ×ツンデレ)は、幽霊の存在を真っ向否定するオカルト嫌い。響の日常に翻弄され続ける“犠牲者”です。

 

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立ち位置的には彼女がツッコミ兼コメディ・リリーフなので、実質主役と言えます。

 

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成美に突っ込まれる(頬をつまんで引っ張られる)響の表情がやけに嬉しそうだと思ったら、響は成美に恋をしているようです。

 

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まさかの(またか、の)百合キマシ!?)。

初回の状況説明としては及第点ですが、問題は今後の展開。幽霊話で12話乗り切るのはかなりしんどそう(絶対飽きる)。百合要素をどこまでお話の本筋に絡ませるか、が(わたし的には)キモ。

ただ、プロデューサーの関澤新二氏が“ご注文はうさぎですか?けいおん!あたりのファン層を想定…(中略)…Hな要素をなくして、オールラウンドで売っていきたい”なんて事を(インタビューで)言っているので、大した期待は出来ないかもしれません。

ごちうさ」「けいおん」ほどキャラ立ちが良い訳ではなさそうですし(“いい話”はハードル高いぞ)。

印象が薄いだけの日常アニメで終わらないよう、3話以内にどの方向(コメディorいい話or百合)でもいいから弾けて欲しいものです。


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4月3日に「壁殴ったら右手がお釈迦。骨折はしていないだろう(多分)」みたいな書き込みをしましたが、折れてました(笑)。景気良く。

折れたと言うか“へしゃげて”ました。どうりで腫れが引かないはずだ。

全治6週間。1発でやめときゃいいのに2発3発殴ったからなあ(まあ、それくらい頭にきていたって事ですわ)。

この痛みの事を臥薪嘗胆と言うのでしょう(え、違う?)。

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