よもやここまで古典的なゾンビ映画を観る事になろうとは。
どんだけはっちゃけた(酷い)ゾンビものになっているのかと思えば、良く言えば超オーソドックス、素直に言えば新しい試みなどビタ一文存在しない出涸らし映画でした。
原因不明で死者復活。世界中がパニックに陥る中、家族を守るために奮闘するお父ちゃんお母ちゃんのオールナイトな攻防戦。
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」を下敷きにしているのですが、登場人物が馬鹿ばっか。逃げるにしろ戦うにしろ創意工夫というものがありません。
墓地から這い出してくる死者をじっくり観察するお父ちゃん。とっとと逃げろよ!
これで演出に多少なりとも緊張感があればまだ観られたものになったのですが、ユルユルグダグダ。
「要塞警察」リスペクト…じゃないよね?
■ついでにフィースト・シリーズのレビューもどうぞ。