『おれは学習した。省エネモードで動いている田中が、平均的な男子高校生の食事量をとると過充電になるという事を…』
『俺は嫁にもらうなら太田の方が良いな。運んでもらえるし』
『うちはもう、老夫婦並みの安定感だから』
田中と太田の夫婦善哉な日常も縁側でお茶的癒しの空間ですが、侘び寂び一本やりでは潤いが…。
やはりヒロインは人生の必需品。魅惑と蠱惑のヒロインズが連続登場。
「田中くんはいつもけだるげ/第2話・弟子入り志願」
(2016年4月/福多潤演出)
まずは同じクラスの宮野さん。ちっこい元気いつも全力。
田中のけだるさを“大人っぽさ”と勘違いして弟子入り志願(田中的大迷惑)。ひとりバックドロップな自爆技が何とも微笑ましい。
大人っぽくなりたかったのは“好きな人”とバランスをとるため。で、その好きな人ってのが、
「第3話・ギャップ少女越前さん」
(同/相澤伽月演出)
宮野大好きなヤンキー娘、越前さん。宮野が師匠と呼ぶ田中に(その価値があるかどうかを見極めるべく)戦いを挑みますが(田中的超迷惑)。
この目つきの悪さとギャップ萌え、どこかで見たことが…と思ったら「月刊少女野崎くん」の瀬尾結月(せおゆづき)ですね。
方やヤンキー/可愛いもの好き(可愛いお菓子は食べられない)、方や超ガサツ/声楽部のローレライの異名を持つ美声。そして大本命となるのが、
「第4話・白石さんの秘密」
(同/伊部勇志演出)
才色兼備なクラス委員、白石さん。親衛隊までいる学内の人気者。しかし、その姿は輝く為に捏造された理想の自分。本来の姿は芋ガール。
おお、この設定もどこかで…「彼氏彼女の事情」の宮沢雪野(みやざわゆきの)ですね。
素の状態の白石さんを一瞥で見抜いた田中。決め手は顔ではなくおっぱい。
いつも静かに暮らしたい田中くんの周りがいい感じに賑わってまいりました。
★ご参考