デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

クラシックロック探訪15 神(帰ってきたフライング・アロウ)/マイケル・シェンカー・グループ

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8月にマイケル・シェンカーが来日します。しかも! MSG歴代ボーカリスト3名(ゲイリー・バーデン、グラハム・ボネット、ロビン・マッコリ―)を引き連れて。

 

名付けてMICHAEL SCHENKER FEST

 

独りでフェス! スコーピオンズUFOMSG、ソロと生生流転の人生を送ってきたマイケルだからこそ可能な単独祭り。

 

取りあえずチケットは即買い。記念してご紹介したいのが、

 

神(帰ってきたフライング・アロウ)/マイケル・シェンカー・グループ

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THE MICHAEL SCHENKER GROUP1979

 

酒と鬱でUFOを脱退したマイケルの記念すべき  社会復帰作。

 

THE MICHAEL SCHENKER GROUPという簡にして潔なタイトルに「神(帰ってきたフライング・アロウ)」という邦題をつけた人を私は心から尊敬します。

 

お薦めは何と言っても、ジューダスのThe Hellionと並ぶギターインストの傑作「Into The Arena」とラストを飾る大作「Lost Horizons」。

 

下手だの華が無いの音域が狭いの散々な言われ方をされているVo.ゲイリーですが、実はこの人がマイケルには一番合っているんじゃないかと思います。

 

グラハム入れるからとクビにされ、グラハム逃げたからと呼び戻され…。人がいいのは間違いないです。マイケルにとってはヒーリング効果の高い“歩くデパスみたいな人なんじゃないでしょうか。

 

Drs.2枚目参加のコージー・パウエルの方が人気が高いですが、本作のサイモン・フィリップスの“正確且つあまり前に出ない”プレイがこの楽曲には合っているような。

 

Key.は現ディープ・パープルのドン・エイリー。プロデュースも現ディープ・パープルのロジャー・グローバー

 

出来れば現Vo.のドゥギー・ホワイトにも来て欲しいなあ。

 

レイ・ケネディは…無理ですよね。

 

 
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