デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

神様と3人の歌親父。 マイケル・シェンカーFest.2016 in Japan

イメージ 1マイケル・シェンカーの来日公演に行って参りました。
 
前回はドゥギー・ホワイト(レインボー4代目Vo.)とグラハム・ボネット(レインボー2代目Vo.)の競演という豪華版でしたが、今回は更に豪儀。
 
MSGの歴代ボーカリスト3名(ゲイリー・バーデン、グラハム・ボネット、ロビン・マッコリー)を従えた、言わばMSGサーガな布陣。
 
連携はあるのか、マイケルはちゃんと演奏するのか(こんな心配せにゃならんギタリストは世界広しと言えどもマイケルくらいしかいないでしょう)。果たして…。
 

「マイケル・シェンカーFest.

2016824日/東京国際フォーラム
 
Hello Tokyo! I am Michael Schenker!
 
おお、マイケルが自己紹介するのって珍しくないか? どうやら神様は至極ご機嫌なようです。
 
OPは『Into The Arena』。Vo.は年代順のようで、まずはゲイリー(シックな出で立ち)がMSGの初期ナンバーを熱唱。

Scorpionsの『Coast to Coast』を挟んでグラハムにタッチ。ゲイリーに続いてグラハムもシック。グラハムが赤でも青でもピンクでもないジャケットを着るなんて(遠目にはレザボア・ドックス)。
 
Dancer』ではゲイリー、ロビンがバックコーラスに(これは意外)。
 
最後がロビン・マッコリー。この人、歌は巧いし動きもいいのですが、いかんせんマッコリー・シェンカー・グループ時代は楽曲が弱い(と言うか歌メロが弱い)。会場も明らかにトーン・ダウン。
 
UFO時代の曲で何とか盛り返し。〆は全員で『Doctor Doctor』を歌って幕(グラハム→ゲイリー→ロビンの順にメイン・ボーカルを)。神様は精神状態が安定しているようで、始終ご機嫌なご様子でした。
 
SETLISTは以下の通り。
 

1.    Into the Arena

2.    Attack of the Mad Axeman

3.    Victim of Illusion

4.    Cry for the Nations

5.    Let Sleeping Dogs Lie

6.    Armed and Ready 

7.    Coast to Coast 

8.    Assault Attack 

9.    Desert Song

10.  Dancer

11.  Captain Nemo 

12.  This Is My Heart

13.  Save Yourself 

14.  Love Is Not a Game 

15.  Shoot Shoot 

16.  Rock Bottom

17.  Doctor Doctor


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