立秋を過ぎたとは言え、ホッター・ザン・ヘルな気候が続いています。
夏のお約束企画と言えば「暑さを吹き飛ばす気分爽快な映画ベスト○○」。シュワとかセガとかスタの肉体アクションものやカーアクションものが定番です。
今回は作品というよりは“繰り返し観たい”“アドレナリンとかドーパミンなどのモノアミン神経伝達物質がざばざば出る”病んだ私的名シーンを並べてみました。
【多治見要蔵(山崎努)大殺戮シーン】
勿論、東宝版じゃなくて松竹版の方。元ネタとなった津山30人殺しを映像化した「丑三つの村」のクライマックスと併せて観れば分泌2倍。
「バトル・ロワイアル」(2000年/深作欣二監督)
【教師キタノによるルール説明シーン】
『私語してんじゃねえ!』(ナイフびゅん!)→生徒大パニック→威嚇射撃→首輪テスト→男子07番国信慶時殺害に至る一連のシークエンス。武装集団を楯にした絶対的権力。その中で振るう暴力の悦楽(初めて劇場で観た時は震えが走りました)。
「実録・安藤昇侠道(アウトロー)伝 烈火」(2002年/三池崇史監督)
【報復・対決シーン】
やくざの抗争にロケットランチャー。渋谷火の海。安藤昇本人もびっくり仰天な実録もの(意味分かんねえ)。フラワー・トラベリン・バンドの「SATORI」に乗って展開する竹内力&遠藤憲一VS美木良介&山口祥行の最強タッグ決勝戦の行方は?
他にも「暴走パニック 大激突」の滅茶ぶつけ乱走シーンとか「男たちの挽歌2」の殴りこみシーンとか「ミスター・ノーボディ」のワイルドバンチ殲滅シーンとか「地獄の黙示録」のワルキューレとか「マッドマックス2」のクライマックスとか「キャリー」のプロムは血の海とか「シン・ゴジラ」の全シーンとかありますが、曼荼羅畑っぽい3本を選んでみました。