
『まさかまさかまさかまさか!これ程までに抗うとは!』

『これぞ寵愛の結末!我が愛の成果!私の愛に魔女が応えた証なのデス!』
「Re:ゼロから始める異世界生活/第23話・悪辣なる怠惰」
魔女教の大罪司教『怠惰』担当ペテルギウス・ロマネコンティ。ヴィルヘルム・ヴァン・アストレアの剣にあっさり屈しましたが、白鯨戦を前座にしたラスボスが、そんな簡単に退場するわけがありません。
アーラム村の人たちを避難させるために雇った行商人の中に紛れていた魔女教徒が景気よく自爆、火柱を合図に戦闘開始。

『終りの始まりデス!』
倒しても倒しても手近な魔女教徒を憑代(よりしろ)に復活して来るペテルギウス。駆け付けたエミリアが最後のひとりを氷の死刑台に送り、戦いは終わったかに見えましたが…。

再会を喜ぼうとするスバルの体に異変が…。
『ユリウス…俺から離れ―――――ても遅いのデス!』

『狂人? そう、私は愛の狂気にいるのデス。慈愛に敬愛に純愛に寵愛に親愛に聖愛に友愛に!愛に愛に愛に愛愛愛愛愛ぃぃぃぃぃぃ!』
マジか。白鯨戦一発クリアだったので、どこかで死に戻るだろうとは思っていましたが、よりによって…。
『殺ってくれユリウス! お前のその剣で!』
芽生えかけた友情を自らの手で屠らねばならないユリウスとフェリス。
『恨んでいいよ、スバルくん…私も恨むから』

さて、死に戻りのセーブポイントはどこに修正されているのでしょう(リンガ売りのおっさんの所に戻ったら泣くよ)。