銃弾か、それとも
冷たい刃にするか…!?
荒涼たる薄暮が迫る
殺しの辺境で、男がふと
選択に迷うとき
いつか見た組長の
首筋の汗が、よぎる…
もはやコピーでも惹句でもありません。現代詩です。
もはやコピーでも惹句でもありません。現代詩です。
この表情! 今回の文太はしたたかです。
西村晃は本作で生き埋めにされかかっていましたが、2年後の「北陸代理戦争」では雪の中に埋められています(笑)。
終盤ではこれまでになかったカーアクションも披露。ハンドル握っていた渡瀬恒彦含め翌年の「暴走パニック 大激突」「狂った野獣」のプロトタイプとなっています。
脚本は「血と砂」「ポルノ時代劇 忘八武士道」の佐治乾、「マル秘女郎責め地獄」「ツィゴイネルワイゼン」の田中陽三、「資金源強奪」「野生の証明」の高田宏治が3人掛かり。
役者はちょっとショボくなってしまいましたが、そこかしこに試行錯誤の跡が見られる意欲作だと思います。
男優はショボくなりましたが女優陣は別。菱美“アンヌ”ゆり子の脱ぎっぷりを見よ!