What DoWe Do Now?
(次はどうしたらいいんだ?)
「候補者ビル・マッケイ」(1972年/マイケル・リッチー監督)よりマッケイの台詞です。
いやあ、勝っちゃいましたね、トランプさん。折角「日本も核武装しろ」なんて素敵なアドバイスを頂いたのに何故誰も議論しようとしないんでしょう…。
という訳で、今回は日本の核武装を容認したアメリカ大統領誕生記念、心に残る大統領候補者ベスト3を。
「デッドゾーン」(1983年/デヴィッド・クローネンバーグ監督)よりグレッグ・スティルソン(マーティン・シーン)。
長い昏睡から覚めたら頼んでもいないのに触れた人の未来が見える能力を得てしまったジョニー・スミス(クリストファー・ウォーケン)。
偶然、大統領候補と握手をした時、彼が見てしまったビジョンとは…。
原作スティーブン・キング、製作デブラ・ヒル、総指揮ディノ・デ・ラウレンティス。改めて見ると凄い面子だったんですね。
「アメリカン・ウェイ」(1986年モーリス・フィリップス監督)より、ミセス・ウィスチンハウス。
ベトナムでB-29を駆って心理戦を展開した空飛ぶテレビ「SM-TV」。やっと故郷に帰ってきたと思ったら超タカ派のオバハンがまた戦争を始めようとしていた。
こんな奴を大統領にしてなるものか。徹底的に妨害してやる!「SM-TV」最後の戦いだ!
カウンター・カルチャーの亡霊が天空から舞い降りる…。
「タクシードライバー」(1976年/マーティン・スコセッシ監督)よりチャールズ・パランタイン上院議員。
「We Are The People(我々こそ真のアメリカ人)」をキャッチフレーズに立候補したパランタイン上院議員。
「私たちは今、歴史の十字路に差し掛かっています。私たちはあまりにも長い間、間違った道を歩んできました。それは私たちを戦争に、貧困に、失業に、そしてインフレに導いた道でありました。私たちは今、曲がり角に差し掛かったのです」(パランタイン上院議員)
「今や自分の人生がただひとつの目標に向かって突き進んでいるのがハッキリ分かった。俺には他の道は残されていない」(トラビス)
この人の場合は「ご愁傷様」としか言いようがないですね。
はてさて、トランプさん、天に向かって吐きまくった唾、どう回収するつもりなんでしょ。色々楽しみです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 追悼:りりィ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
女優でシンガーソング・ライターのりりィがお亡くなりになりました。
2016年11月11日。肺癌。64歳。
一般的には「私は泣いています」、ドリカム吉田の義母ってな所でしょうが、私にとってはやはり「処刑遊戯」、そして「烈火」。
巧い下手を超越した独自の台詞回しが素敵でした。
ご冥福をお祈りいたします。