デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

遂に海へ…。 進撃の巨人 第22巻

イメージ 1Season2の放送開始に浮かれていたら、本家の原作コミック最新刊が発売されているじゃありませんか。

 

進撃の巨人/第22巻」

201747日初版発行/諌山創著)

 

前巻でようやくたどり着いたエレン実家地下。父グリシャの研究室。

 

そこに眠っていたのは壁の外の記録。人類は滅んでなどいなかった。

 

巻を重ねる度に思うことですが、この作者の構想のデカさには舌を巻きます。

 

そこまで考えてこの物語を書き始めたのか。

 

1巻冒頭エレンの『何だか長い夢を見ていたような気がする…』の真意。

 

エレンとシンクロする父グリシャの記憶。

 

『駆逐してやる!』と誓った巨人の正体。

 

進撃の巨人』の意味(22巻にしてタイトル回収!)。


今回ばかりはストーリーには触れられません。

 

そして遂に海へ。

 

水平線。商人が一生かけても取り尽くせないほどの巨大な塩の湖。しかし、海の向こうにあったのは自由ではなく、敵。

 

畳むのか、畳んでいるのか、と思わせて更に広げる。

 

手のひらで踊らされる快感。他人の才に翻弄されるのは楽しい。


イメージ 2イメージ 3←ランキング投票です。よろしければワンポチを。