『ねぇ…エレンこれ見てよ!壁の向こうには…』
『海があって…海の向こうには自由がある。ずっとそう信じてた…。
でも違った。海の向こうにいるのは…敵だ。
何もかも親父の記憶で見たものと同じなんだ…。
なぁ?向こうにいる敵…全部殺せば俺達自由になれるのか?』
恋い焦がれた自由の門、海。広がっていたのは残酷な世界。
「進撃の巨人 Season3/通算第59話・壁の向こう側」
(2019年6月30日深夜NHK総合/若野哲也、いとがしんたろー、荒木哲郎演出)
ウォールマリア奪還という宿願を果たした調査兵団。成果は超大型巨人の奪取とグリシャ・イェーガーの地下室に眠る彼の手記。そこから得られた衝撃の事実。
巨人は怪物ではなく同胞、エルディア人。壁の外には海があり、海の向こうには世界があり、世界はエルディア人の根絶を望んでいる。
敵は巨人ではなく、「世界」でした。
父グリシャとグリシャに進撃の巨人を継承させたエレン・クルーガーの記憶を共有することにより、世界の真実を知ったエレン。
初めて見る海(美しすぎる作画)。驚愕し感動する兵団員の中、エレンだけが暗い。視線の先は海を通り越して世界へ。
いたたまれないエンディング。しかし、本当の物語はここから…。
世界を相手にする「The Final Season」は2020年秋スタート。それまでに原作はどう展開しているのか(どう終わらせるのか)。
見届けるまでは死ねないですね。
←ランキング投票です。よろしければワンポチを。