デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

何だこの幸せな時間。 アリスと蔵六 ♯2

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「私はあなたに美味しいご飯とおやつをあげるためにやって来たごはん星人なので~す!ピシ~ッ!」

 

何だこの母性の塊のようなほわほわした女の子は。

 

アリスと蔵六/第2話・アリスの夢」

201749TOKYO MX放送/森田静二演出

 

研究所を脱走した特殊能力者・紗名。偶然、この脱走と追跡のサンバに巻き込まれた老人・蔵六。

 

蔵六の自宅(古き良き木造家屋)で眠る紗名の前に現れたのは、蔵六の孫娘・早苗。

 

この娘が凄い。ほよほよふわふわしていながら、動きに無駄がない。紗名の能力を見ても一切動じず。慌てず騒がず受け入れ包む。さすが蔵六の孫。


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二人のやりとりは正に幸腹グラフィティ

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『な…なんだこれ!?』『ホットケーキだよ~』

 

紗名の研究所の記憶は今後の展開の鍵なんでしょうね(何故か回想になると声が大人になる不思議現象が)。

 

双子(あさひとよなが)との出会いによる自我の目覚め。楽しい時間。


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『あそこでの毎日は幸せだった。でも見ちゃったんだ。研究所の奥のうんと下の方で誰かがあいつらに何かされて人間じゃなくされるのを


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『怖くて怖くてそれで研究所から逃げた。けど外の世界も怖くて知らないことばかりで怖い

 
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『あのね~やっぱり似てるって思うんだ~。私と紗名ちゃん』

「大丈夫だよ~」と抱きしめる早苗。まだ能力の制御ができない紗名との数珠繋ぎ瞬間移動。


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『寒~い!南極かな~?初めて来た~』
 

この時間だけを繋ぎとめておきたい…けどそれではお話にならない…いや、お話にならなかったら何だというのだ。いいじゃないか、話なんか転がらなくたって…と本気で思うほど二人の空間は癒しとやすらぎに満ちておりました。

 

次回は何か研究所の追手が来そうですが、無理して来なくてもいいぞ。


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