
《幸せにしてやるよと言ってもらえた。言ってもらえたことが幸せだった。
こんなにもたくさんの幸せをあの人に分けてもらった。
だからきっと今の私は…
誰が何と言おうと世界一幸せな女の子だ》

最終回かよ!?な掴みからタイトル。
長いよ!(公式略称は「すかすか」だそうです)
舞台は浮遊島(ラピュタ?)。
町の住人はケモミミの人たち。毛皮も角も牙もない生き物「人間」は迫害の対象。

28番島グルムジャル市で出会った毛皮も角も牙もない(印のない)男と女。

流れる曲はスカボロー・フェア。
いい曲だ(アレンジも美しい)。でもこの清廉さが馴染まない。街の様子も何だかジブリを見ているようで落ち着かない。
ああ、これは俺向きの作品ではなかったか…と思いましたが、後半状況が一変。
印のない男、ヴィレム・クメシュが友人の勧めで得た仕事は「軍関係(ヤバイ)」「特殊な技術も経歴もいらない(凄くヤバイ)」「できれば角も毛皮も無い印無しの方が都合がいい(物凄くヤバイ)」「ちょっと特殊な兵器を置いている倉庫の管理」(最早ヤバイ匂いしかしない)。
指定された浮遊大陸辺境域68番島に行ってみたら待っていたのは、
人間をごちそうだと思っている喰人鬼(トロール)のメイド、ナイグラート。

『せめて腕一本。ううん指一本だけならとか~』
そして大騒ぎ幼女軍団と先日28番島で出会った少女クトリ。

『好奇心は止められない!』
倉庫と言うよりは寄宿舎。人喰いメイドに幼女と少女。どこに兵器が…。
『私たちが君の言う特殊な兵器。それじゃ明日からよろしく。私たちの管理者さん』
よ、幼女兵器&少女兵器?
…継続決定!