デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

幼年期の終わり? 正解するカド ♯2

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あらゆる事象において100という確率は存在しない。あなたたちは考え続けなければならない。私が敵なのか、味方なのか。それは、正しい。常に思考し続けること。それが世界における唯一の…正解だから

 

その言葉の真意は人類に伝わるのか。

 

正解するカド/第2話・ノヴォ」

2017414TOKYO MX放送/りょーちも演出)

 

羽田国際空港に忽然と現れた一辺2kmの謎の立方体。その中に取り込まれた旅客機。

 

乗客乗員の安否が気遣われる中、立方体の上面から乗客の1人、外務省が誇る国内最高のタフネゴシエーター、真道 幸路朗(しんどう こうじろう)が。

 

そしてその後方から、ヤハクィザシュニナと名乗る異世界人が現れた。

 

2話では時間を遡って、立方体の中で何があったのか、が語られます。


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形も文化文明も違う生き物がコミュニュケーションを取るという事がどういう事なのか、その試行錯誤が面白い。正にファーストコンタクト。

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思念、音波、言葉…スマホから交信方法を解析・取得。
 

ひとたび意思の疎通が図れたなら、次に待っているのは交渉。タフネゴシエーターの出番です。

 

『真道と呼んでくれ』

『何故だ?』

『略称で呼ぶのは親交が深まった証だよ、ザシュニナ

『理解した。意味がある。真道


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『つき合おう、世界の推進という奴に』
 

ザシュニナの協力者として人類の前に現れた真道。要求は日本国政府との“交渉”。

 

国内最高の交渉人はザシュニナの側についた。ならば日本は誰を出す? 選ばれたのは外務省 国際交渉官、 沙羅花(つかい さらか)。


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1話と比べると動きの少ない静的な展開でしたが、十分な知的興奮を味わうことができました。これはひょっとして東映版「幼年期の終わり」なのでしょうか。


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