デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

三途の川から折り返し。 ラザロ・エフェクト

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Did I just die?(アタシ…死んでた?)
 
死体蘇生に憑りつかれた研究者たち。遂に成功した!と思ったらすげー副作用で大騒ぎ。
 

「ラザロ・エフェクト」

2015年/デヴィッド・ゲルブ監督)

 
ラザロってのは死体蘇生の血清の名前。埋葬4日後にイエスが蘇生させた男の名前でもあります。
 
フランクとその婚約者ゾーイを中心にした研究チームは死んだ犬を蘇らせることに成功。しかし、蘇生した犬はちょっと普通ではありませんでした。

 

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で色々あって、実験中にゾーイが感電死。絶対死なせないぞ…って後はご想像の通り。
 
要するにフラットライナーズ」+「ペット・セメタリー」+「デッドリー・フレンド」なわけです。

 

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ラザロ血清が脳を活性化し、普段は同時使用10%という脳のリミッターを解除。能力覚醒祭り突入…おっと「ルーシー」も入ってたか。

 

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なんでもアリは大歓迎ですが、どれも見事に中途半端。
 
犬は全然活躍しないし、ゾーイも大した芸見せないし。後半、カメラは研究所から一歩も出ないので閉塞感満開。
 
ホラーとしてもアクションとしてもSFとしても残念無念博覧会でした。

★ご参考

  

 

 

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