
又聞き話で恐縮ですが、知り合いがとあるアパートに引っ越した時の話。
台所シンク下の収納扉開けたら、中に指輪と包丁が並べて置いてあったそうです。
残置物って(それが何であれ)何か不気味ですよね。
「シャドウ・チェイサー」
(2016年/オレグ・アサドゥリン監督)
アンドレイとオーリャは結婚7年目。アンドレイの浮気がバレて関係は微妙。
起死回生の夫婦旅行を計画したアンドレイは中古車を購入。しかし、その車はちょいと訳あり(呪怨の家が車になったと思ってください)。
整理も清掃もされたはずの車内から、女の写真、ハサミなどの残置物が現れ…というロシアン・ホラー。

解説文には「呪われた車がハイウェイを爆走するノンストップ・アクションホラー」とか書いてありますが大嘘。車はやたら停まってますし、アクションなどどこにもありません。
超常現象も思い切りが悪く、ショックシーンも暗いところからいきなりバーンという効果音と共に何かが現れるハッタリ系ばかり。
最後にサイコなオチを用意していますが、全く以て意味不明。
何より全編を覆っているのが犬も喰わない夫婦喧嘩。終っても印象に残っているのは夫婦喧嘩。うーむ、ロシアのホラーというのはまだこのあたりなのでしょうか。
“駄目なのに味わい”な「クラッシュ」を観たばかりなので、こういう頭で考えた系はちょっとキツいですね。
仕方がないので、ホラー映画に登場した印象的な車をいくつか並べてお茶を濁しましょう。
ホラー映画で主役もしくは重要な小道具として登場した車と言えばトップは断然、地獄に登録されている真紅のプリムス・フューリー「クリスティーン」でしょう。

と言うかこれしか思いつきません。後は「ザ・カー」のリンカーン・コンチネンタルマークⅢ。
「ジーパーズ・クリーパーズ」のシボレーC.O.E.、「地獄のデビルトラック」の悪魔の顔付きトラックといったところ。

次点として「モンスター・トラック」と「殺人ブルドーザー」を挙げておきます。
※なんとく「激突」のピータービルト281とかは出したくないのは何故だろう。
★ご参考