
『昔の人も食糧不足だったんだよね?何で武器ばっかり作ったの?』
降り積もる雪の中、命の痕跡すら残っていない廃墟の街をただ往く。
生きているのは少女二人。運んでいるのはケッテンクラート。
「少女終末旅行/第1話・星空 戦争」
時代も場所も不明。文明の全てが過去の遺物となった世界。

運転は冷静沈着なチト。

そして荷台にはのんびり屋の相棒・ユーリが。
二人の目的(地)も不明。食料と使えそうな資材(障害物除去のための爆薬とか)を見つけては積み込み、歴史の痕跡をなぞるかのように移動する。
静かな出だし、ユルキャラの様なほんわかした二人のデザイン…に反する絶望の佃煮のような外の世界。

『戦争って殺しあうんでしょ? 何でそんなことするんだろうね?』
死体も残さず滅びた世界。何が起こったのでしょう。何故、二人は生き残っているのでしょう。
一切の説明がないまま始まった少女二人の地獄巡りオデッセイ。
デストピアです。好物です。ごちそうです。継続決定です。