
第4話からまるっと6話。古くは仮面ライダー1号→2号、最近だと「健全ロボ ダイミダラー」真玉橋孝一の消失と帰還に代表される主役交代劇。
何のために消えるのか。そりゃ劇的に帰ってくるために決まってるじゃないですか。
おかえりなさい、ほたるさん。
「だがしかし2/第11-12話」
(2018年3月22日29日深夜TBS放送/前園文夫演出)
近くの街で実施される週刊少年マンデーの「漫画出張審査」。
2日貫徹で仕上げた漫画を持ち込んだココノツでしたが結果は玉砕。

『時間が有限だと気づけてない。君集中力ないでしょ。得意なところは自信あるのに苦手なところに目を向けてないから時間をうまく使えていない。言い訳が見える。たぶん本当に集中したのはここ2日ってとこだろう。まあ今日のために描き上げたのは偉いと思うけど。いいところを1個あげると…若さだね』
審査員(編集者)からは言い訳の介在する余地がないど真ん中のコメントが。
何かこの批評について人格否定だの何のという批判があるようなのですが、そうか? 私には(プロを目指す者にとっては)実に的確なアドバイスに聞こえましたが…。
打ちひしがれた帰り道。突然の雪で電車ストップ。ひとり待合室で夜を明かす事になったココノツ。そこに現れたのは…。

突然の邂逅。話すことは沢山あったはずなのに、口をつくのは自虐交じりの恨み言。それでも嬉しい。綯い交ぜになった感情は涙となって…。

『でも今のココノツ君を見ていると諦めがついた顔には見えないわね』
『とりあえず落ち込んでみたかっただけなのかも…』
『きっとそれも大切なことよ』
そして朝。始発と共にふたりは世界の中心・シカダ駄菓子へ。

父・ヨウの退院、コンビニ店長・豊の乱入(実はほたるの兄。本名・枝垂紅豊)で新旧レギュラー総登場。大乱戦の大団円。
このメンツ、このスタッフなら30分でいいです。早く第3期を。
