『これがかの有名なHTML!』
恐怖は伝播する…小中理論によれば、怖がる登場人物の「リアクション」が感情となって観客に伝播するのだという。
ならば笑いも伝播するのではないだろうか。
かつて深夜ラジオ「ビートたけしのオールナイトニッポン」が何故あんなに可笑しかったのか。深夜という魔の刻の影響もありますが、1番はたけしの隣で終始けたたましい声をあげ続ける高田文夫という壊れた笑い袋の存在故でしょう。
高田につられてたけしも笑い、そのリアクションが感情となって電波に乗り、私の腹筋を痙攣させていたのだと思います。
笑いは(執拗な)リアクションによって伝播する。
「だがしかし2/第9話・インターネッツとスーパーボールと…」
(2018年3月8日深夜TBS放送/千葉茂演出)
営業拡大のためネット通販事業をしようと思い立ったココノツ。手始めにシカダ駄菓子のホームページを作りたい…とハジメに相談したらその場でテストページ完成。
『これがあの有名なジャバスクリプト…!』
う~ん懐かしいデザイン。初めてホームページビルダーを使った時ってこういう感じだったなあ。
『宣伝ポイントって何すかね?』
『宣伝…宣伝ポイント…えーっと…あっ!そうだ…駄菓子が売っている』
画面に流れる「駄菓子が売ってるよ」の文字に爆笑する二人。
『アーハッハッアッハッ!』
『駄菓子売ってることをむやみやたらと主張してくる。当たり前なのに!
うち駄菓子屋だから!「シカダ駄菓子」だし!』
この机叩いてのけぞって転げ回るリアクションが堪らない。感染笑。
勢いに乗ったハジメも自分撮りで参戦。
いかがわしいにも程があります。結局全部作り直しに(是非公開してほしかった)。
完全に暫定ヒロインポジを獲得したハジメですが、やはり本家ヒロインほたるがいないのは寂しい…と思ったら何と「たくのみ」にゲスト出演しておりました。
みちるの回想シーン。駄菓子屋ですれ違う美少女。似た人を洒落で登場させたのかとも思いましたが、クレジットはしっかり「枝垂ほたるCV竹達彩奈」。
更にみちるが「オッティモ!(ottimo。イタリア語で“おいしい”。ほたるが駄菓子を賞賛する時に使う言葉)」と叫ぶオマケつき。話のネタも駄菓子。
見事なコラボでした。
★ご参考【小中理論についてはこちらを】