デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

何だ、この熱すぎる溜め回。 メガロボクス ♯12

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『勇利はギアを外しました。ギアレス・ジョー、あなたと闘うために』

『!!!!!』

 

もう(間接的ですが)愛の告白ですね、これは。


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相思相愛が確認できた瞬間。男がこんな“いい顔”する機会は一生の内にそう何度もないと思います。

 

熱すぎる溜め回。

 

メガロボクスROUND12LEAP OVER THE EDGE OF DEATH 岸辺にアルバムを残したいなら、三の川から引き返せ2018621日深夜TBS放送/藤本義孝演出)

 

白都が開発した一体型ギアの軍事採用が内定、あとはメガロニア優勝戦で勇利が華を添えれば大団円。しかし、

 

『次の試合、ギアを外して、生身で闘います。

 あいつと…ジョーと同じ条件で闘いたいんです』

『私たちの夢はどうなるの?』

『ここからは、あなたの夢です』

 

命懸けで拳を交える相手を見つけたことに比べたら、ビジネスの成功など…。

 

でも、ギアを外すって、それ一体型だろ? 簡単に取り外し出来るのか?


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できませんでした。ほぼ改造手術を受けたに等しい一体型。外すというよりは“剥がす”作業が必要。大任を任されたのはジョーに破れ白都を去ったゆきこの兄・樹生(憑きものが落ちたようにさっぱりしている!)。

 

手術は成功。しかし、麻酔が切れれば待っているのは地獄の苦しみ。薬物による緩和を拒否して幻覚と激痛に耐える勇利。


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ギアのせいで体重によるクラス分けのないメガロボクス。力石の命を削る減量描写はできないなぁと思ってましたが、この手があったか。

 

ジョーの元にはアラガキとミヤギが合流。倒した相手が助っ人になる王道展開。広がるチーム番外地。


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互いの愛を確認してその日を待つ面々。見上げれば月。“同じ月を見ている”は恋人同士の繋がり表現だと思っていましたが“同じ夢を見ている”者たちにも有効なんですねえ。


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次回、最終ラウンド(できれば死なないでくれ、勇利!)


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