デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

特別じゃないという特別。 やがて君になる ♯2-3

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『私の好きってこういうことしたい好きだったんだ

君といるとドキドキするのこんな気持ち誰にもなったことなかったのに


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勢いの告白。突然のキス。


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 『どうしよう』『そんなの私が聞きたいです
 

それでも来なかったドキドキ。

 

(初めてのキス何も感じなかった

 

やがて君になる/第2-3話」

20181011日・18日深夜BS11放送/加藤誠監督)

 

生徒会会長選挙に立候補した七海燈子(ななみとうこ)。その推薦責任者に指名された小糸侑(こいとゆう)。

 

互いに「特別を知らない者同士」と思っていたのに、燈子は侑という特別を知ってしまった。


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(七海先輩は私と同じだと思ったのに手を握るくらいでそんな顔するなんて先輩はもう特別を知ってるんだ私もそっちに行きたいのに

 

何故、燈子にとって侑は特別な存在なのか。それは侑が誰も特別と思わないから。

 

『元の何もない自分には戻れない。私は特別な私のままでいたい』

 

立会演説会の直前、何もなかった自分を変えて少しずつ理想の自分に近づいていった事を吐露する燈子。

 

特別な自分を装う必要のない特別な存在。それが侑。

 

『今日は優しいね』

『目の前でこんなに弱られたら誰だって少しは優しくなりますよ』


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『君はいつも私を許してくれるね』

 

(そっかだから私なんだ。私の前では特別になろうとしなくていいよってもう言ってたんだ私

 

ああ、それが特別という事なのか。なるほど。

 

応援演説で生徒会入りを宣言した侑。結果は勿論当選。ひとつ舞台が整いました。



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