『じゃあ、そう言うテメエは助けを求める人に手を差し伸べたのか?!テメエらが馬鹿にされてきた理由は力のある無しなんかじゃねえ。そんなつまんねえ幻想なんて自分でどうにかしやがれ!この糞野郎が!』
“親の小言と天龍チョップは後になって効いてくる!”…日テレ若林アナの名調子ですが、上条当麻の説教と男女平等パンチも後になって効いてくる。
男、浜面、無能力者。心に灯った上条魂。この娘だけは殺させない!
「とある魔術の禁書目録Ⅲ/第6話・超能力者達」
(2018年11月8日深夜BS11放送/野上良之演出)
「スクール」の急襲を受けた「アイテム」。一報受けて駆けつけた浜面が見たのは、倒れた絹旗と垣根帝督に胸ぐら掴まれている滝壺(リーダー麦野は速攻トンヅラ)。
『私はレベル4だから、レベルゼロの浜面を守って見せる』
滝壺は体晶(意図的に拒絶反応を起こして能力を暴走させる化学物質)を使い、垣根のAIM拡散力場に干渉してその能力を乗っ取ろうとしますが失敗。今後、能力を使用すれば自滅という状況に(垣根は自ら手を下さず放置)。
使い潰してでも滝壺にスクールの居場所を探知させようとする麦野(同時にヤサの場所を垣根にゲロったフレンダを粛清)に背を向ける浜面。
滝壺を黄泉川に託し、体晶をエサに麦野を引き離す。レベル5のメルトダウナー麦野vsレベルゼロの無能力者・浜面。
幻想殺しのような特殊な体質もない正真正銘の無能力者。勝ち目ゼロの明暗を分けたのは上条譲り(?)の男女平等パンチ。
一方、アレイスターとの直接交渉権を得ようとする垣根は唯一自分より上位にいる学園都市ナンバー1のアクセラレータの抹殺に動く。
遂に実現する学園都市頂上対決。大怪獣空中決戦。
この世界に存在しない物質“ダークマター”を作り出す垣根。それすらも世界の一部と再定義するアクセラレータ。
『そもそも何で俺とお前が第1位と第2位に分けられてるか知ってるか? その間に絶対的な壁があるからだ』
役者が違うとは正にこのこと。どんだけ強ぇんだよ一方通行。
トドメを刺そうとするアクセラレータを止めに入った黄泉川が垣根の凶刃に倒れた(同時にシスターズがフラッシュバックした)事で暴走状態になったアクセラレータ。
鎮めたのは…打ち止め(ラストオーダー)。慈母か菩薩か神幼女。
どう考えても1話に納めるボリュームじゃないよなぁ。原作組が文句を言うのも分かります(私は「3期あるだけで僥倖」なので文句はないです)。
次回から新章突入。いつものメンバーが帰ってきます(五和含む)。