
『人の話は最後まで聞くものではないかね?』
『話なら後で聞いてあげますよ。散々散々グチャグチャのグチャにぶちのめした後に…まだ顎が砕けてなかったらの話ですけどね!』
神の右席の口上無視。五和怒りの本気モードに仲間ドン引き。
『馬鹿ね。恋する女は神様を敵に回せるのよ』
「とある魔術の禁書目録Ⅲ/第8話・聖人崩し」
(2018年11月23日BS11放送/橋本敏一演出)
五和の護衛を歯牙にもかけず、上条を人間石切りにした神の右席、後方のアックア。
普通の人間なら3回死んでる所ですが、(恐らくカエル医師の手で)ギリ意識不明でヘヴンキャンセル。
任務を果たせなかった五和は内向自虐鬱ダウナー。
『私…あの人の事をなんて凄い力を持ってるんだろうって思ってました。でも違ったんですよ。あの人はどんな防御術式にも頼れない。どんな回復魔術でもかすり傷一つ治せない。本当に体一つで戦っていたあの人を私は見殺しにしたんですよ…!』
完全にシンジくん状態の五和の胸ぐら掴んだのはミサトさん、じゃなくて建宮斎字教皇代理。

『こんな女を助けるためにあいつは体を張ったのか。ボロボロになった命の恩人を前にして動こうともしない…そんな女の為にあいつは命を投げ出したっていうのか!だとしたらそいつは犬死にってやつなのよ。正真正銘の犬死にだ!まだ可能性が残ってるのにそいつをつまんねぇ後悔や罪悪感で捨てちまうのか!自分の都合で他人の人生を投げ捨てるんじゃないってのよ!』
『私は…』
『あいつに謝りたいか。あんな風にしちまった守るべきものを陽だまりの中に返したいか。だったら戦え!お前さんが最高にいい女であることを証明してこんな奴のために命を張ってよかったと思わせてやれ。あいつの墓の前で懺悔したくなければ俺達は戦うしかねーのよ』
説教は上条当麻の専売特許ではないんですね。
この叱咤が五和の魂にガソリンかけて火を放ち、消火不能の山火事に。


万策尽き果てたか、と思ったところで、遂に登場、女教皇(プリエステス)神裂火織。

聖人vs聖人。サンダ対ガイラ、ジャイアントロボ対GR2、キカイダー対ハカイダー。

最強対決の勝敗は…。

