『何なんだお前? 特殊部隊か? コマンドーか? それともダンジョンの近くで武器屋でもやるのか? なぁ。そういうのいい加減やめないか? 非常事態をいつもいつも気にして準備して毎日毎日ピリピリしてたんじゃ心が病むぞ。病んじゃうぞ~』
『説教ならいらない』
『忠告だって。なぁ大介ちゃ~ん、みんなも困ってるんだ。俺らもう高2だよ?中二病じゃ済ませらんないだろ?』
やめるわけにはいかない。だって、みんなを守れるのは俺だけで、これは俺だけの使命で運命なんだから。
とりあえず1話くらいは観てみよう新春編。第1弾は
「revisions リヴィジョンズ/第1話・渋谷漂流」
(2018年1月9日深夜放送/平川孝充演出)
堂嶋 大介(高校2年生)は10年前、誘拐事件に。助けたのは友人4人とミロと名乗る謎の女性。
この時のミロの台詞『これは予言よ。あなた達5人にいつか大変な危機が訪れる。その時みんなを守れるのはあなた。何があっても忘れないで。あなたがみんなを守るの』を信じ刷り込み深く深く心に刻んで10年。
イタさアブなさ100万馬力、日本全国どこに出しても恥ずかしい立派な中二病に成長。
仲間からもウザいキモいと疎まれながら決して準備は怠らない。いつか必ずとんでもないことが起きる、その日のために。
そしてその日はやってきた。
来ないに越した事はないはずなのに、ニヤリと笑う主人公最強。
学校が渋谷の街ごと時空間移動。待っていたのは変な生き物。
パンチラ姉ちゃんが一瞬で肉塊。ビビッて屋上から飛び降りる生徒の運命は…。
絶体絶命のピンチを救ったのはミロ。
お前も中二か、ミロ。感動の再会かと思いきや、ミロは堂島大介を覚えておらず。しかし、その名前は知っている様子。
ミロは堂島大介専用兵器を持参しておりました。
『え…これって…』『ストリングパペット。我々の切り札だ』
《対リヴィジョンズ操縦型戦闘システム・ストリングパペット。脳神経マップ、体温と適合。ダイスケ・ドウジマ確認》
おいおいおい、異世界転生より中二な未来(西暦2338年)じゃないか。
という訳で「あの花」+「ドリーム・キャッチャー」+「漂流教室」+「インフィニット・ストラトス」の始まりです。
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