デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

南無阿弥陀仏の暇もない。 ドラゴン危機一発【日本初公開復元版英語吹替バージョン】

イメージ 1

Alright! Hold it! Now you get out of here, I'm warning you.

You bastards can't push us around. If you wanna fight,

I'll take you on.


『よ~し分かった。お前らは今すぐ出て行け。
 警告だ。
貴様らの好きにはさせない。
 やるなら俺が相手してやる』


これですよ、これ。たとえ吹き替えと分かっていてもTAM版サントラを擦り切れるまで聞いた世代にはこれこそがオリジナル。


イメージ 2

ドラゴン危機一発【日本初公開復元版英語吹替バージョン】1971年/ロー・ウェイ監督)

以前、「ピンク・フロイドキング・クリムゾン?」のタイトルで何故かBGMがブログレ祭り、景気の良い音楽が鳴りを潜めた代わりに本来無いはずの怪鳥音が響きまくる広東語吹替バージョンを御紹介しましたが、あの時のストレスがなかなか抜けず…。

とは言え、既存ソフトはVHSまで遡っても広東語。

どこまでもピンク・フロイド「タイム」が追いかけてくる(泣)。

と思っていたら日本初公開復元版英語吹替バージョンを収録したエクストリーム・エディション(Blu-ray)が発売されておりました。

加えてこのディスクには広東語、北京語、英語(日本公開版とは別物)、日本語吹替(藤岡弘、!)まで収録されており、正にExtreme!

という訳で音声は満点(画質もHDリマスターで大満足)なのですが、いやあ、改めて見ると本当に酷い話だ(実話ベースらしいのが悲惨の誉れを上塗り)…。

別に工場長や社長を経由しなくても警察に行方不明の捜索依頼は出せると思うのですが、展開がいちいちもどかしい。

仲間が4人も行方不明になっているというのに、チェン(ブルース・リー)が現場監督に昇進したからって1列縦隊になって行進しながら帰って来る能天気シーンは何度観てもオカシイ(可笑しいではない)。

まあ「まあだだよ」の“おいっちにの大行進”の気持ち悪さに比べれば可愛いもんですが。

IMDbトリビアによると、本作のリーは、「軽い戦闘の時は茶か青のパンツとTシャツ、青い腰帯」、「ぶっ殺す!モードの時は長袖シャツに黒のパンツ、白い腰帯」と使い分けている(中国では白は死のシンボル…らしい)との事ですが、本当か。

 

イメージ 3
本当だ。

余談ですが、本作がリバイバル公開された時の惹句が衝(笑)撃的。

 
南無阿弥陀仏の暇もない。
イメージ 4
左から、リバイバル、初公開、オリジナルの各ポスター

素晴らしい!本編の内容を全く汲み取っていないにも関わらず、リーの凄さだけはヒシヒシと伝わって来ます。

 

 
イメージ 4←ランキング投票です。よろしければワンポチを