
PS回帰大作戦、4本目のタイトルはシリーズ初のHD作品「バイオハザード5」。
ゴシックホラーからシューティングに舵を切った「4」の流れを更に発展。
主役はクリス・レッドフィールド。時間軸はアンブレラ崩壊、ジル死亡(死体は無い)の後(ウェスカーは依然暗躍中)。
舞台はアフリカ。この“灼熱のアフリカの大地”という絵面がエライ事新鮮(ま、まぶしい!)。

お相手はゾンビではなく、プラーガという寄生体に支配された現地住民マジニ。こいつら走るわ武器使うわで、ホラーと言うよりは暴動鎮圧アクション。気分は「ブラックホークダウン」。
全編「謎解きって何?」な勢いで撃って燃やして殺戮ショー。ガキが出てこないだけで気分爽快。

マジニは死ぬと弾薬落としたり金落としたりするのでせっせと回収。あちこちに点在している木樽や木箱も叩き壊すと中に弾薬や金が入っていたりするので見つけたら即破壊。
この「君たち大事なミッションの最中に何やっとんねん?」な火事場泥棒感が堪りません(アフリカの人のへそくりかもしれない金品を片っ端から奪っていく背徳感よ)。
集めた金で武器購入/強化。
撃ちまくり殺しまくり奪い尽くして武器に代え、更に撃ってまた奪う。何と言うか搾取の縮図を見ているようです(笑)。
序盤の見所は何と言ってもCHAPTER1-1の集会所。普通死ぬとプレイヤーキャラが血の海に沈んでYOU ARE DEADの文字が出るのですが、ここで殺られるとマジニにフルボッコされるリンチムービーを拝む事ができます。
倒れたプレイヤー目線で上から棒やら刃物やらをドカスカ打ち下ろされてYOU ARE DEAD。初めて見た時、大笑いしてしまいました(「RE:2」と違い、殺されても悔しくない)。
町から港、洞窟、湖と次々変わる景観も風光明媚でいい感じ。
個人的にはプロペラボートで島巡り、なCHAPTER3-1がお気に入り。

PS4版には以前はDLCとして別売りだった追加シナリオがまるっと入っているので、時間を掛けて楽しめそうです。
中盤以降~追加シナリオに関してはまた別途。