デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

観所のツボがピンポイントで狭い。 劇場版トリニティセブン –悠久図書館と錬金術少女-

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「劇場版」に期待するものとは?
 
TVサイズに収まりきらない凝った内容と見応え、キャラの掘り下げ、TV版を上回る作画クオリティなど多々あろうかと思いますが、ここにんな物ぁビタ一文ありません。それはもう清々しいくらい。
 
なので、心して観るポイントを選ばなければなりません。
 
2017年/錦織博監督)
 
冒頭約5分のTV版総集編が入るのですが、これが何の説明にもなっていない(笑)。


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トリニティセブンがスリーサイズと共に紹介されたのはナイスでしたが…。
 
で、この後、唐突に製作会社(KADOKAWA)のロゴが…ってこれ普通ド頭に入れないか。冒頭部が本当におまけと言うか、全部作ってみたら尺が足りなかったので後づけで紹介映像作って頭に乗せましたってのがバレバレだぞ。
 
で、肝心のお話は、
 
主人公・春日アラタが、メインヒロイン・浅見リリスの魔道書『ヘルメス外典』に触れたら魔道書が人化(幼女化)。
 
リリムと名付けられたこの幼女が可愛すぎて皆メロメロ。


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これだけです。
 
一応、中ボスとして、悠久図書館に封じ込められていた白き魔王なんてものが顔出しますが、存在意義が不明な上にキャラ立ち不足で「何しに来たの君?」状態。
 
ただひたすらリリムを愛でる、それだけの55分。


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そして最後は「お約束」
 
にしても55分で劇場版って違和感あるなあ。ED545秒あるから冒頭の尺稼ぎ紹介映像と併せて10分以上が枠外。正味45分足らず。まあ円盤売る時の箔付なんだろうけど。
 
ただ、声優陣は豪華(そして巧い)。ぼーっと見ている分には癒し効果絶大な環境ビデオです。


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