『当機、このままだと、エッチな魔王候補の手篭めにされて、エロ担当になってしまいます…』
祝!ルーグ様エロ担当昇格。
「劇場版トリニティセブン -天空図書館と真紅の魔王-」(2019年/錦織博監督)
「悠久図書館と錬金術少女」に続く劇場版第2弾。オリキャラ、リリムが可愛いという出オチ一点張りな前作に比べれば個人的には見所満載。
まずは何と言っても推しキャラ、ルーグの“ポンコツエロ担当昇格”。
『当機、もうアラタさん以外にはお嫁に行けない気がします…』
お前、もう福音探求会脱会してビブリア学園に転校して来い。
そして、もうひとつはアキオのデレ。
アラタに対する好意はありつつも恋愛感情には至っていなかった長身美少女・不動アキオ。
前作で『魔力を使いすぎると小さくなるって、どんなあざとい魔術なのよ』とリーゼに突っ込まれていたアキオですが、今回は冒頭からロリシスター化。
確かにアラタに対してデレるとなると、物理的に上から目線になってしまう長身アキオよりはロリアキオの方が自然ではあります。
エネルギー大量放出で幼児化と言えばデビルーク星人ですが、今回アラタが手にする“黒皇剣ジュデッカ”は「To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd」第8話・Danger~危・剣~に出てきた“魔剣ブラディクス”に感じが似ていたような…。
おいおい、見所ってエロとロリとデレだけか?と突っ込まれそうですが、それがトリニティセブンですから。求めるものを見誤ってはいけません。
後はゆる~いギャグ(どこまでもストーリーと関係がない)。
アラタが仲間の魔術をパクるプロセスを解読するため、リーゼが身体接触でアラタの全身を(唇で)スキャンするシーン。
『折角だから、手取り足取り教えてあ・げ・る』
『宜しくお願いします』(丁重な土下座)『エッチなのはいけません』
ここまで1クールで連続2セット。繰り返しギャグはクセになります。「おかわり」で、
『何だ何だ?俺は大人の階段を上ってしまうのか?!』
『階段は帰ってから上りましょ』 『帰ってからもさせません!』
が入って完結。
立て続けに劇場版が2本。ぼちぼち二期の話が出てもいい頃かと。世界を崩壊から救うキャッキャウフフ、期待しております。