デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

文太か鶴田か健さんか。違う、御坂美琴だ! とある科学の超電磁砲T ♯6 開戦

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『どいて。私を殺してでも止める覚悟がないなら…どいて』

怒気の発散。殺気の解放。纏う言葉は沈黙の刃。

ぶち切れ御坂は誰にも止められない。

とある科学の超電磁砲T/第6話・開戦」

(2020年2月14日深夜BS11放送/谷口工作、小野田雄亮演出)


御坂の依頼でシスターズの行方を追う中、暗部組織メンバーの馬場と交戦となった婚后光子。圧倒的優位に立っていましたが、優しさにつけこまれて無念の退場。

バトンを引き継いだのは湾内・泡浮の水泳部コンビ。

二人の能力を散発的に見せるシーンはこれまでにもありましたが、キャラを掘り下げた上でコンビネーションプレーを魅せたのは今回が初めて(だよね?)。

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どちらも素晴らしい活躍でしたが、特に湾内さん。喧嘩どころか怒った事もないお嬢様が悪知恵まで働かせて馬場くんを追い込み、でもトドメは刺さずにビンタ1発で済ませるとか先週の婚后さんに続いて好感度爆アゲ。

是非、「とある科学の水流操作(ハイドロハンド)」としてスピンオフを作ってください。

『いかなる状況にも備えて手を打っておく。それくらいの悪知恵、私にだって働くんです』

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この手の内を明かした時のちょっと得意気な表情が実に…。

泡浮さんも何気に凄いトコ見せてくれます。

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『実は私、意外と力持ちなんですよ…なんちゃって』


一方、佐天さんの手で病院に搬送された婚后さん。偶然それを見つけた御坂の中で何かがぶちぶちと音を立てて…。

『(私のせいだ…所詮はいつもの派閥争いの延長だろうと。気に入らない私にちょっかいをかけてきているだけだと。あんな奴でも同じ学校の生徒を傷つけるような真似はしないと…)』

御坂の中ではまだ「黒幕=食蜂操祈」なんですね。

監視役の食蜂配下を静かに威圧。婚后さんの髪についていたナノデバイス打ち込みマシン(タイプ・モスキート)のGPS信号を辿って馬場くんの元へ。

待っていたのは大型破壊マシン(タイプ・マンティス)でしたが、鎧袖一触。

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いや、一触すらしていませんね。


一瞬で鉄くずと化すタイプ・マンティス。操縦席となるトレーラーもハッキングして脱出不能状態に。

『もし今後、私の視界で、私の友達の周りで、一瞬でもこいつらを見かけたら、あんたがどこにいようと必ず見つけ出して潰すわよ』

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今回、馬場くんは(食蜂に操られているという御坂の誤解で命拾いしましたが)「水責め」「閉じ込め」という二つのトラウマを背負う事になりました。

後のメンバー崩壊事を思うと実に意味深です(合掌)。 

 

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