原作最終巻をご紹介した折り、『私、10.5巻の八幡×いろはデート回とか大好きなので、』とか書きましたが、このエピ、既に映像化されておりました。
PlayStation Vita用のソフト『やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。続』限定版(2016年10月発売)の特典として。
ぬかった…。この手のゲームは守備範囲外だったわ。
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっていいる。-続-OVA/きっと、女の子はお砂糖とスパイスと素敵な何かでできている。」(2016年/岩崎光洋演出)
原作タイトルは「きっと、一色いろははお砂糖とスパイスと素敵な何かでできている。」
「一色いろは」の部分が「女の子」に置き換えられているのがミソ(元ネタであるマザーグースの言い回しに戻っただけですが…)。
葉山攻略のシミュレーションとして八幡をデートに呼び出した一色。
あざとさ満開のだまし討ちみたいなものですが、それが小悪魔一色いろは。
『先輩、普段どういうとこ行くんですか?』
『家』
『やりなおし』
小気味よい会話がしっかり再現されています。尺の都合で適当に摘ままれてはいますが、大筋原作通り(摘まんだ分、テンポが良くなっています)。
あざとさと卑怯さをミックスした卓球対決も完全採録。
原作だとここを起点にして生徒会予算消化(いろはの経費使い込み企画)のためのフリーペーパー作りに突入していくのですが、締め切りに追われる阿鼻叫喚をまるっと割愛。
代わりに「取材と称して雪ノ下&由比ヶ浜も八幡とデートしちゃうぞ」なアニオリに突入。
グイグイ行く雪ノ下とか本編では見られない描写が拝めます(それでタイトルが「女の子は~」なのか)。
最後に原作にもある「奉仕部記念撮影(七五三バージョン)」を持ってきて、原作/アニオリ/原作というサンドイッチラリアット仕様。
『はい、先輩。…いい写真ですよ』
なんとほっこりするキャッキャウフフ。
これ、別売してくれないすかねえ。
さて、いよいよ完結編となる「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-完-」の放送が始まります。
最速は4月9日(木)25時58分TBS…かと思ったら、何と同日25時43分Amazon Prime Video見放題独占配信が最短でした。
やるなぁAmazon。
★ご参考