突然ですが、中島らもの金言をひとつ。
『自分一人で時間を潰すことができる能力を“教養”と呼ぶのである』
断じて「独り映画」は悲しいことでも寂しいことでもありません。
「独り映画」は“ぼっち”の嗜み、基礎教養科目です。
「宇崎ちゃんは遊びたい!/第1話・宇崎ちゃんは遊びたい!」(2020年7月10日BS11放送/福元しんいち演出)
桜井真一、19歳、大学2年生。喧噪より静寂、大勢より独りが好き。
春。新1年生を迎え、サークル勧誘で賑わうキャンパス。
『桜井先輩!』
振り向けば、日常生活に支障を来すのではないかと疑う程の巨乳美少女。
『お前…宇崎か…』
それは高校の後輩。桜井がいた水泳部のマネージャー、宇崎花。
『宇崎花。今日からまた後輩っす。宜しくお願いします、先輩!』
が、しかし…後輩の目から見た先輩は、明らかに暇を持て余している上に友達のいない、孤独の孤の字が透けて見える、日本全国どこに出しても恥ずかしい“ぼっち”でした。
『あれれれれ?』
気づくのに1年はかかり過ぎだと思いますが、それはさておき再びの春。
『今日もぼっちすか、先輩!仕方ないんで私が遊んであげます!さあ、ぼっちい大学生活は今日で終わりっす!』
うざかわ後輩の誕生です。
桜井を見つけると(明らかに視界の外にいるのに位置を正確に把握して)全力疾走&全身アタック(越中のヒップアタック+ヒロ斎藤のセントーン-横展開-な背面奇襲攻撃)。
『ついてくんな。うぜえ』
『…照れてんすか?』
そして煽る。
『もしかして先輩、今日は独りで映画観る気だったんすか』
『あ?そうだけど』
『ぷっふー独り映画!独り焼肉や独り回転寿司に匹敵するぼっちプレイの最たるもののひとつじゃないすかー!』
繰り返します。独り映画は教養です。何を観るかをその場で決めるのも普通。ネットはおろか情報誌もなかった時代は半分賭けで名画座に足を運んだものです。
映画の後は電気屋のマッサージチェアで…喘ぐ。
振動マシンで…揺れる。
VR試着して…揉む(桜井が)。
煽って喘いで揺らして揉んで。乳のデカさは七難隠す。
という訳で始まりました夏アニメ。春はコロナのおかげで散々でしたが果たして夏は。皆の完走を祈っております。
宇崎ちゃんの声、聞き覚えがあるなぁと思ったら、途中に「ガヴリールドロップアウト」BD-BOXのCMが。
あー、サターニャか。
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★本日7月14日は水谷豊の誕生日(おめでとうございます!)。
誰でも思いつく代表作はちょっと置いておいて(笑)、若い時の出演作をテレビと映画から1本ずつ。
★本日のTV放送①【13:35~テレビ東京/午後のロードショー】
★本日のTV放送②【21:00~BS-TBS】