『我は全知の神である!』
陽太(高校三年生)の前に突然現れ、全知の神と名乗る隣人部顧問のコスプレ幼女が。
『名は、そう…オーディン!オーディン様!そう呼ぶがいい』
お前もオーディンかい!? 今期二人目だな。
とりあえず交番に…
『ばっかちーん!中二病でも迷子でもないわ!神様じゃ!ひれ伏せ人間どもめ!』
そして、現在受験勉強中という陽太に一言『無駄じゃぞ』。
『どうして?』
『30日後にこの世界は終わる』
「神様になった日/第1話・降臨の日」
(2020年10月10日深夜BS11放送/阿部ゆり子演出)
オーディン様の本名は佐藤(なんですとぉ!?)。
陽太の苗字は成神。成神陽太。
『ってお前、ナチュラルに太陽の神じゃねえかぁ!こっちはただの佐藤だよ(泣)!』
悔しさのあまり転げまわる神様を捨て置くわけにもいかず、図書館やら食堂やら連れ回し(事案ですね)。
その間に天気(通り雨)を予言し、交通渋滞を見抜き、競馬の着順を言い当て…。
この子、本当に神様なのか?
『貴様といると退屈しなくて済みそうじゃ。わしは世界の終わりまで貴様に付き合うことに決めた。さあ、貴様は神の力を得て、何を望む?』
陽太の望みは中学時代から片思いしている伊座並(イザナミ)さんの攻略(小さい、小さいぞ、陽太)。
結果は予想通りでしたが、オーディン佐藤は陽太の家に居つく宣言。
いやいきなり見知らぬ幼女を連れ帰っても親が…とここで陽太母がまさかの快諾。そして、
さ、先が読めねえ…。
ついでなのでもうひとりのオーディン(こっちは少年体)の話も。
謎の生命体ピラーに対抗するために主神オーディンが人類に授けた戦う手段、英霊機と戦乙女ワルキューレ。
ワルキューレの中でも世界に9人しかいないネームド、シュベルトライテ(クラウディア・ブラフォード。以下クラウ)が補充要員として派遣されたのは日本の館山基地。
そこは昭和の香り漂う、スチャラカベースでした。
「戦翼のシグルドリーヴァ/第2話・海ほたる海上突撃戦!」(2020年10月10日BS11放送/吉田南演出)
前回やると言っていたクラウの歓迎会の後日談。
一夜明けたら「待機任務って何?」な惨状のパノラマ絵巻。
そんな事情を知ってか知らずか、海ほたるにピラー出現。逃げ遅れた一般人多数。周囲は水のバリアで接近不能(スケールダウンした「バトルシップ」ですね)。
二日酔いでも仕事はこなす。風の塔から海底トンネルをすり抜けてバリア内部に(エースコンバット最終ミッション)。
見事な連係でピラー撃破。堅実な展開でしたが、2話にして手持ち札出しきった感があるのがちょっと。
「起」「承」の次の「転」に期待しております。
★ご参考~先に思い出したのは「本家」ですが、
面白いのはこっち。
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★本日のTV放送【13:35~テレビ東京/午後のロードショー】