『しまむら…私の頭を撫でてみてくれない?』
『安達は甘えん坊だな』
(今の私に尻尾があったら、ぶんすか振っている。
同級生の女の子に頭を撫でられて喜ぶなんて、
私はどうなんだろう。
バカなのか、変なのか。きっとどっちも該当していて…、
考えるべきはその比率かもしれない)
※グレイ文字は原作からの引用。
というわけで原作ラノベを買ってしまいました。原作に手を出したのは「俺ガイル」「このすば」以来。どうやら気に入ってしまったようです。
「安達としまむら/第4話・女子高生ホリディ」
(2020年10月30日BS11放送/川西泰二演出)
今回は社としまむら妹の初遭遇、安達母としまむらの初会敵(?)、腹筋勝負と休日カラオケなど盛り沢山でしたが、原作では全て別エピ(「ヤシロ来訪者」「しまむら ジムへ行く」「女子高生ホリデイ」←原作表記はホリディではなくホリデイ)。
順序も原作とアニメでは異なるので、一粒で二度楽しめました。
しまむらと安達母の勝負エピ「しまむら ジムへ行く」(しまむらが偶然ジムで安達母と思しき人に会い、幼稚な意地の張り合いから「サウナ耐久勝負」に突入。勝ったしまむらの要求「その日だけ良い母親面をする」を律儀に守った安達母でしたが、安達本人は困惑)は、原作では「女子高生ホリデイ」(休日カラオケの帰り道、公園で安達がしまむらに頭を撫でてもらう)の後。
この順番を逆にした事で、安達がしまむらに求める母性のようなものが明確になりました。
『良い母親って何?』
『子供と一緒にいて…ごはん食べて、とか?
そんなの知らないよ』
母性アピールのためか、今回はやたらとしまむらの胸が強調されていたような…。
『昨日さ、母親がおかしかった(一緒にごはんを食べた)』
報告は体育館2階。今回は安達がしまむらに膝枕。
『するもんだね、安達の匂い』
ジム体験の影響か腹筋チャレンジ。安達は自力で複数回(しまむらは足を押さえてもらわないと1回もできない)。まあ、安達は中の人が筋トレ魔法少女ですからね(どっちも15歳で左利き)。
全く以てただの偶然ですが。「ジム」と「昼カラ」って舞台設定は実にタイムリーであったと思います(♪ばばんばばんばんばん「手洗ったか?」ばばんばばんばんばん「マスクしろよ」)。
おまけ
タイトル画像ボツ案
『妹はその奇妙な友達を“ヤチー”と名付けた』
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★本日11月4日は小松方正氏(1926-2003)の誕生日。
上記レビューとの隔たりが1万光年くらいありますが、そこはまぁ巡り合わせと言う事で。
小松さんと言えばやはり私はこれ一択。