いと慈悲深き地母神よ、私の(心の)傷に今一度御手をお触れください。ヒール!
今期癒し枠第2弾。観る精神安定剤。
「のんのんびより のんすとっぷ/一話・カエルの歌を吹いた」(2021年1月10日深夜テレビ東京放送/新谷研人演出)
鳥と風とせせらぎと。環境音のみの静寂な田舎の景色をゆっくりまったり。
ああ、始まったんだなぁ、と。
時間軸はれんちょん1年生で変わらず。
生徒5名で固定されたサザエさん時空の中でどう新味を(新キャラを)出して来るのか、と思っておりましたが、このみの高校の後輩という「その手があったか!」な裏技が初回から炸裂。
という訳で新キャラはこのみの吹奏楽部の後輩・篠田あかね(楽器はこのみと同じフルート)。
前半でリコーダーの「ド」の音がうまく出せずに悩むれんちょんに『じゃあ、今度うちで一緒に練習する?』と前振り。
後半で人見知りが強いため人前でうまく演奏ができないと悩むあかねに『じゃあさ、私の家で一緒に練習しよう』
策士、いやプロデューサーとお呼びしましょう、このみ姉。
『次の休みにうちの最寄り駅まで来て。そこに案内人呼んどくから』
最寄り駅…ま、確かに(笑)。
案内人は…勿論、人見知りという概念など持ち合わせていない飛び道具、れんちょん。
『にゃんぱすー!』
ほとんど異文化交流セミナーですね。
ガマガエルの名前は「脂身」
一種のショック療法で肩の力が抜け、リラックスした雰囲気で練習開始。
初めてフルートを見たれんちょんは、
『ボタン一杯でタコの足みたいでかっこいいん!』
『かっこいいならもっと他の例えなかったの?』
『それにつけてもタコ笛凄いんな。うちもタコ笛吹きたいん』
『タコ笛じゃなくてフルートだって』
流れるようにコミュニケーション成立!
今後もこのみ、れんちょんとの「合同練習」を続けていくことになったあかね。
人見知り克服の第1歩を踏み出せたあかりはたまらずガッツポーズ。
高校生ではありますが、新入生で人見知り(ついでに見た目地味)。庇護欲求を掻き立てる「妹属性」という辺り、好感度大です。
★ご参考
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★本日1月15日は石井聰亙(現:岳龍。1957~)監督の誕生日(おめでとうございます!)。
この人、作品によって微妙に名前変えたりするんで、検索に引っ掛かりにくい困ったちゃんです。年代順に並べてみると…
●石井聰互名義
●石井聰亙名義
●石井總亙名義
勢い(だけ)で撮っている頃の作品が好きですね、私は。