『喰らえ、科学の真髄、粉塵爆発!…あれ?』
粉塵爆発は可燃物が十分な酸素を有した大気中に十分な濃度で浮遊している状態の時に粒と粒が連鎖的に誘爆を繰り返す事で発生します。
スバルは(中の人は「Dr.STONE」石神千空なのに)アクセラレータにもゴブリンスレイヤーにもなれませんでした。
ラノベの知識=科学の知識ではないんですねえ…(しみじみ)。
「Re:ゼロから始める異世界生活/血と臓物まで愛して」(2021年3月10日深夜BS11放送/古賀一臣演出)
聖域とロズワール邸で繰り広げられる同時多発バトルロワイアルは依然継続中。
まずはロズワール邸。エルザvsガーフィール。
『ああ、痛い…痛いわ。生きてるって実感しちゃう』
変態です。
別フロアではスバルの行く手を阻む反則的に強そうな魔獣の咆哮。
『気になって牙が鈍るんじゃないかしら?』
『んな訳ねぇだろ。あの大将たちだぜ。魔獣がどんだけ邪魔しようが、笑ってふっ飛ばしてくれんに決まってんだろうがよー!』
その大将はと言うと…
『無理無理無理無理マジ無理マジ無理!』
遁走。即落ち2コマ(笑)。
追い詰められたスバルは『いよいよ俺の現代知識無双の出番だ』
で、仕掛けて失敗、粉塵爆発。
『だから言ったじゃないですか!訳の分からない事するより』
『こうした方が早いって!』
上から油撒き撒きオットー&ペトラ。ナイスアシストですが、結果、炎が屋敷中に広がって…。
一方、聖域。最後の試練に挑むエミリア。
直面するのはいずれ来る災厄。最悪の未来。しかし、あくまで可能性。そうならない未来もあり得る。選ぶのは自分。
試練を抜けた先は魔女のお茶会会場。そこにエキドナの姿はなく。
代わりにエミリアの背後に立ったのはミネルヴァ。
ミネルヴァはエミリアの実の母について何か知っているようです。しかしそれを話すことはできない。そういう約束だから。
振り向いたエキドナをその胸に抱きしめるミネルヴァ(ミネルヴァ姉さん、以前より豊満になってませんか?)。
ああこれ多分物凄く意味のあるシーンなんでしょうねえ。その辺りいつか詳らかになることを願っております。
『ねえ魔女さん、もし会えたらエキドナに伝えてもらっていい?』
『何?』
『また会えたら、きっとお茶会をしましょう。できればあなたや他の魔女たちとも』
再会を約して出口の扉へ。開けばそこは墓所。閉じられていた奥の間にはエキドナ(…のように見えるが別人?)の恐らくは遺体と聖域封印の術式。
この術式を「えや!」の一言と共に拳で破壊(マジすか)。この「えや!」は滅茶苦茶可愛いかったです。
晴れて聖域解放…と思って墓所の外に出てみれば何と雪、いや吹雪。
うえええ。来ちゃう(来ちゃった)の、多兎。
戻ってロズワール邸。傷が瞬時に回復するエルザの正体を吸血鬼と見破ったガーフィール。
『殺すぜ。エルザ・グランヒルテ』
『殺してから初めて貴方を愛すわ。ガーフィール・ティンゼル』
手合わせ→フルネーム名乗り→手合わせ→フルネーム名呼び。おお、様式美。
互いの喉を肩を嚙み砕く愛情交歓。これもう告白でしょ(脚とか絡ませてるし)。
乱入したメイリィの魔獣(でっかいカバ…いや豚か)の首ねじ切って胴体部分をエルザの頭上へ。
『…ゾクゾクしちゃう』
変態です。
時間軸不明(多分少し巻き戻っている)の森の中ではロズワールvsラム&パック。
両者戦闘の合間に煽り、煽りの合間に戦闘。
言葉責めの決着をつけたのはラム。
『ラムは…ロズワール様を…愛しています』
動揺しまくるロズワール(チョロいなロズワール)。その告白は駆け引きではなく本心。パック陽動の間隙を縫ってラムが奪い取ったのは叡智の書。
『ラムにとって諸悪の根源はこれですから』
ロズワールを過去に捕え続ける魔女の妄執。
その妄執の書が今、炎の中へ。
背後で謎の大爆発(ロズワール、ショックで自爆したか?)。暗転して黒地白文字スクロールの映画的クレジットで幕…はて、墓所を取り巻いていた猛吹雪、あれは一体誰の手によるものなのでしょう。
そして多兎は来る(来た)のでしょうか。村の人や聖域の人たちはいずこに…。
気が付けばまたしてもOP無しCM無しの29分30秒。
ここまで来て死に戻りは勘弁ですよ。一気にハッピーエンディングを迎えてください。
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★本日3月12日はヴィッキー・チャオ(1976~)の誕生日(おめでとうございます!)
アイドルとしてのキャリアを躊躇なくドブに捨てた「少林サッカー」も素晴らしいですが、本日は倉田先生と死闘を繰り広げたこちらを。