デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【義妹の腹パンは】デート・ア・ライブⅣ ♯9【ご褒美】


『やはり妹がいいの? 養子縁組の用紙を用意しておいた甲斐があった。お兄ちゃん』


折紙は今週も絶好調。しかし今週から実妹・真那も本格参戦。

そして何と言ってもメインヒロイン・時崎狂三がご帰還です。

存在感が薄れないよう頑張れ折紙。

デート・ア・ライブⅣ/第九話・夢魔の誘惑」(2022年6月3日深夜TOKYO MX放送/黒田幸生演出)

突然の復学宣言で学校に戻って来た時崎狂三(おかえりなさい!)。

狂三の目的は士道の中に眠る10体分の精霊の霊力の奪取。

屋上で狂三と対峙した士道を一瞬襲った意識の断絶。


あーこれ時間軸変わってますね、この瞬間。

ドアから覗き見ていたはずの十香、折紙、八舞姉妹の姿が消えていますし。


狂三の提案は「デレさせ勝負」。

狂三が士道に恋をしたら士道の勝ち。霊力を捧げて封印される。

士道が先に恋に落ちたら狂三の勝ち。士道を殺して全ての霊力を奪う。

『わたくしにはありますわよ。命を捨ててでも尽くしたいと思わせる自信が』

選択の余地なし。この勝負、受けた。

帰宅した士道を待っていたのは琴里の腹パン。


勝手な判断で狂三の挑発に乗った事に対するご褒美…じゃないお仕置きです。

とは言え、この時発生していた通信障害でフラクシナスが士道をバックアップできなかったのは琴里の失態。

『一発返しておきなさい』という琴里に士道は容赦の無いくすぐり責め。

生意気な義妹に対するご褒美…じゃないお仕置きです。


ひとしきり誤解満開なスキンシップを終えたところでメンバー交えて作戦会議。

二亜の情報から狂三の最終目的はユッド・ベートを使って時間を遡り、30年前に初めて出現した精霊《始原の精霊》を殺してその事実を歴史から消し去ること。

始原の精霊の話になった時のカメラワーク、あからさまに特定の人物を抜きで撮っています。お話がクライマックスに近づいている証でしょう。

翌朝、士道が玄関開けたら目の前に狂三。先手必勝同伴登校。

ならばと士道が狂三を連れていったのは、近所の猫が集まる猫スポット。

ここにもネコ科が弱点の魔法少女…じゃない夢魔がひとり。

猫にデレた狂三と狂三に猫扱いされた士道。


『第一ラウンドは引き分けという所でしょうかしら』

目的も手段も見失っているように見えますが、勝負の行方は果たして…。

 

 

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★本日6月6日は「Dデー」。

第二次世界大戦中の1944年(昭和19年)のこの日、連合軍がフランス北部のノルマンディーで地上最大の上陸作戦を開始しました。

当然「史上最大の作戦 The Longest Day」をご紹介するのが筋ですが、本日は海辺で「実弾ノルマンディーごっこ」に興じる少女(軍人)たちを描いたこちらを。

あ、一応「空間震」絡みで「デート・ア・ライブ」とも繋がるのか。