デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【ズルズルか】溶ける人フィギュア選手権【ドロドロか】

単なる偶然だと思いますが、80年代を代表する「溶ける人」のフィギュアが立て続けに発表されました。

まずはロブ・ボッティンの特殊メイクが冴えわたったこちら。

ロボコップ」エミール・アントノウスキー(メーカー:スーパー7)


エミールさんってのはギャングの一人で工場の廃液につかってズルズルドロドロになった所を仲間の車で木っ端微塵にされる不幸な人。

演じているのは後に「ER 救急救命室」ロバート・ロマノ役で有名になるポール・マクレーン。

「ER」もそうでしたがこの人ホント死に方が悲惨。

もうひとりはリチャード・エドランドが特撮を務めたこちら。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》 」アーノルド・トート(メーカー:ハズブロ


アーノルドさんはゲシュタポのエージェントで、最後にアークの力に触れてズルズルドロドロになってしまう不幸な人。

演じているのはロナルド・レイシー(1991年に55歳でお亡くなりになっています)。

ベースは普通の顔ですが、頭部交換パーツでズルズル再現可能です。

この人が使っていた「拷問道具と思わせて実は折り畳みハンガー」も一緒に欲しいですね。

ズルズルドロドロは作品を嫌ぁな方向に印象付ける大切なシーン。私的ベストはこの3本。

  1. 魔鬼雨(1975年/ロバート・フュースト監督)
  2. 溶解人間(1977年/ウィリアム・サックス監督)
  3. 吐きだめの悪魔(1986年/ジム・ミューロー監督)

これらの作品のフィギュアはあるのかしらと思って探したらありました。

溶解人間」に至っては、あの≪B級SFホラー映画史上(範囲狭!)における名シーン≫を演じた看護婦さんのフィギュアまで。


「吐きだめの悪魔」も不幸なズルズルホームレスが商品化されておりました。


「魔鬼雨」は残念なことに、アーネスト・ボーグナインの悪魔衣装フィギュアがあるだけで、「あの」名シーンを再現した製品は見当たりませんでした。

是非、この👇シーンをインパクトあるフィギュアで再現して欲しいと思います。


ロボコップ」エミール・アントノウスキーは、全高約9cm(ちっこい!)税込3,520円で発売中。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》 」アーノルド・トートは、全高15cm、税込5,500円で2023年5月発売予定。

★ご参考

 

 

 

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