デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

アニソンは空耳の宝庫。 ソコジ・カラーって何!?

お題「子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと」

はてなブログ」が提示する「お題」(共通テーマ設定による一種の大喜利)にいっちょ噛みしてみます。

子供にとってアニソンは空耳の宝庫。

以前、何かの番組で所ジョージさんが「巨人の星」の【♪思い込んだら】を【重いこん俵】だと思っていたという話をしておりました。

父・一徹と飛雄馬がうさぎ跳びとかの特訓をしている絵面だったので、特訓で担ぐもの言えば「俵」というイメージから生まれた空耳だったようです。

「まちカドまぞく」でも…。


因みに所さん、「矢切の渡し」を「矢切の私」だと思っていて、カラオケで歌う時は自分を指すようなジェスチャーを交えていたそうです(←これはいい大人になってからの話なのでちょっと恥ずかしい)。

私の場合はマッハGoGoGo。オーブニングテーマの2番。

♪ナンバーファイブ マッハ号 みんなみてくれ底力

この「底力」を「ソコジ・カラー」だと思っておりました。

なんだよ、ソコジ・カラーって!?でございますが、当時のテレビメーカーは自社テレビの美しさを喧伝するため、独自の色彩方式やブラウン管を採用しておりました。

日立製作所のキドカラー、ソニートリニトロンカラーなど(いずれも第1号機は1968年発売)。

※写真右がトリニトロンカラーテレビKV-1801(国立科学博物館所蔵)。

なので、スポンサーにどこかのテレビメーカーが入っていてその宣伝が入っていたのかと(当時は主題歌にスポンサー名が入るのは普通のこと。「鉄人28号」の主題歌の締めは♪グリコ、グリコ、グーリーコー!でした)。

しかもですよ、直前の歌詞が「♪みんなみてくれ」じゃないですか。

文脈的にも合っていたんですよ!

いや、お恥ずかしい。

ついでなのでもっと恥ずかしい話も。

子供は(いや大人もそうかもしれませんが)未知の単語に出会った時、何とか既知の単語に置き換えて理解しようとするものです(いや根拠はありませんけどね)。

初めてビートルズ「バック・イン・ザ・USSRを聴いた時のお話。


USSR…勿論、Union of Soviet Socialist Republicsの略ですが、勉強嫌いな小学生はそんな単語知りません。

代わりに知っていたのはUSA(流石同盟国。身近な国)。

何とか知っているものに引き寄せようとした結果、私の中でこの曲のタイトルは「バック・イン・ザ・USAスアール」となりました(カセットのindexにそう書いていた!)。

中学くらいになってこのカセット見つけて「何だろう、USAスアールって?」と思い、ようやく「おお、USSRの事か!すげー勘違い…ってか俺って天才じゃね?」自画自賛した事を懺悔と共に告白いたします。

いや、ホントお恥ずかしい。

 

 

 

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★本日7月1日は「にっかつ(現、日活)が東京地裁会社更生法の適用を申請」した日。

1993年のこの日、にっかつは事実上倒産しました。その後、ナムコ→インデックスその他と貰い貰われ、現在の筆頭株主日本テレビ、2位がスカパーJSATとなっています。

2010年に「にっかつロマンポルノ復活」のニュースが流れ、ちと複雑な心境になった時の記事がこちら。

 

★本日のTV放送【19:00~BS12/土曜洋画劇場】

放送されるのは「レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫」。レイダースと言えばクライマックス顔面ドロドロのアーノルド・トート(リチャード・エドランド)さん。

トードさん初めとした「溶ける人フィギュア選手権」をどうぞ。