#ロック・ポップス
本日3月20日は「LPレコードの日」。1951年(昭和26年)の今日、日本初のLPレコードが日本コロムビア株式会社から「長時間レコード」の名前で発売されました。LPレコードは直径12inch(30cm)。これを納めるジャケットは1辺31.5cm。CDとの(視認できる)一番…
お題「子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと」 「はてなブログ」が提示する「お題」(共通テーマ設定による一種の大喜利)にいっちょ噛みしてみます。子供にとってアニソンは空耳の宝庫。以前、何かの番組で所ジョージさんが「巨人の星」の【…
閉店に歯止めの掛からないTSUTAYAがCDレンタル終了を告知し出しました。最終的にはレンタル事業全般から撤退するのではないでしょうか。2018年には「音の図書館」と言われた神田神保町のCDレンタル店「ジャニス」が閉店し、ここを利用していた「タモリ倶楽部…
ベイ・シティ・ローラーズ絶頂期のリード・ボーカリスト、レスリー・マッコーエンがお亡くなりになりました。4月20日。自宅にて。死因不明。65歳没。改めてWiki見たら結構大変な人生を送っておられたようで。奥さんが日本人というのは知っていましたが、両…
SWEETのオリジナル・メンバーにしてベーシスト、ボーカリストのスティーヴ・プリーストがお亡くなりになりました。6月4日。死因非公開(アンディ・スコットによれば近年あまり良くない状態だったそうです)。74歳。コーラスが美しいグラム・ロック・バンドSW…
ロックンロールの創始者のひとり、リトル・リチャードがお亡くなりになりました。5月9日。骨肉腫。87歳。いささか間が空いてしまったのは、年代の違いによる馴染みの薄さ故の躊躇だったのですが、よく考えたらオリジナルをリアルタイムで聴いていないだけで…
今年6月1日に第1弾「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック/ワイルド・チェリー」をご紹介してから随分と間が空いてしまいました。 お久しぶりの第2弾は、 マイ・シャローナ/ザ・ナック My Sharona/The knack(1979) 曲名は知らずとも“♪どどがが…
前回プログレに振れたので、今回はブルース・ロックに浮気してみましょう。取り上げるのはスティーヴ・ミラー・バンド。アルバムは 「鷲の爪」&「ペガサスの祈り」 「Fly Like an Eagle」(1976) 「Book of Dreams」(1977) リリースに1年の差はありますが、収…
♪Yeah they were dancin'and singin' and movin' to the groovin' And just when it hit me somebody turned around and shouted Play that funky music white boy ♪皆踊って歌って曲のうねりに身を委ねていたよ。 その音楽が俺に突き刺さった時、誰かが振り…
ロードマップ1枚入手するために雑貨屋の兄ちゃんと保安官殺した挙句、店を爆発炎上させて去っていく愉快な兄弟、ゲッコー・ブラザーズ。 ご存知「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の冒頭部。 軽快でいながら、二人の行く末も暗示するようなオープニング・テ…
プログレの代名詞のひとつ『エマーソン、レイク&パーマー』のキーボード奏者キース・エマーソンがお亡くなりになりました。 2016年3月10日。カリフォルニア州サンタモニカの自宅にて。死因不明。71歳。 ハモンド・オルガンの可能性を追求した男として、また…
この曲をサントラとして認識している人が果たして何人いるでしょうか。 昭和のプロレス者にとっては、千の顔を持つ男、仮面貴族ミル・マスカラスの入場テーマとして記憶されているはず。その曲とはご存知、 スカイ・ハイ/ジグソー 元々は1975年の香港・オー…
デヴィッド・ボウイがお亡くなりになりました。 2016年1月10日。69歳の誕生日の二日後。癌。 曼荼羅畑での登場は極めて控え目。主演作「ハンガー」とOPに“I'm deranged”が使用された「ロスト・ハイウェイ」を紹介したことがあるくらい。 ボウイでまず思い浮…
I've traveled each and every highway And more, much more than this I did it MY WAY. シナトラを起点にして一体何人のシンガーが語り継いできたか分からない名曲「マイ・ウェイ」。 オリジナルはフレンチ・ポップスだそうですが、この曲に関してはシナト…
♪If I Leave Here Tomorrow Would You Still Remember Me 満身創痍で車を走らせる“悪魔も見放す”極悪家族。 ハンドルを握るのは長兄・オーティス・ドリフトウッド(ビル・モーズリィ)。後部座席には妹・ベイビー・ファイアフライ(シェリ・ムーン・ゾンビ)…
『♪Hmm~Hmm~Hmm~Hmm~Hmm』 『Stop Humming That Song!』(その曲のハミングはやめろ!) 「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」の心温まるひとコマですが、ウィル・フェレルがハミングし、マーク・ウォールバーグがキレた“その曲”とは、 反逆のテ…
ジョー山中のシャウト一閃。夜の街をダブル・ベレッタで駆け抜ける山口祥行。鉛弾喰らい続けながら山口の首を絞めにかかる内田裕也。そして内田の断末魔を“受信”する竹内力。 爆音で流れる音楽は、 SATORI/フラワー・トラベリン・バンド 1971年4月25日発売…
怪しい地球の歩き方。ニューヨーク、クリストファー・ストリートを歩く時はハンカチの色にご用心。 『The blue hankie means blow-job. You have one hanging out of your left pants pocket means you want ablow-job. A blue in the right rear pocket is …
『諸君…ボヘミアン・ラプソディだ』 (I Think a Little Bohemian Rhapsody, Gentlemen.) おもむろにテープを取り出してカーステへ。流れるアカペラはご存じ、 「ボヘミアン・ラプソディ」byクイーン 75年のアルバム「オペラ座の夜」に収録された5分55秒の…
会社斜前の中華屋で唐揚げ付炒飯なんぞをかきこんでいたら、やたら景気のいいフラメンコギターの音色が。おっとこいつは77年の大ヒットナンバー、 悲しき願い by サンタ・エスメラルダ ではないですか。恥かしながらずっとオリジナルは65年のアニマルズ・バ…
バンド自体は以前、『グラムロックに恋狂い』のタイトルで紹介済みなので、今回はアルバムメインで。 「甘い誘惑 Give Us A Wink/スウィート SWEET」 68年、イギリスで結成されたSWEETの76年作。 SWEETのアルバムは国によって収録曲や曲順が異なり、その間…
昼休みに中華屋で炒飯なぞかっこんでいたら、店内にダニエル・ブーンの『ビューティフル・サンデー』が。 “♪Hey, hey, hey, It’s a Beautiful Day” ったく何回聴いても平和な唄だ。イラっと爽やか。この歌にはちょっとした怨みがありまして。この曲のせいで…
『愛が欲しいなら(彼女を)追えよ。手に入るかもしれないぜ。しかし、俺がお前に与えるものはもっと希少なもの…名声(fame)だ』 80年代ロックの凄い所は、たとえ初めて聴いた曲でも「あ、これ80’sだろ」と分ってしまう個性でしょう。 “パーティ・ロック”と…
74年当時と思われるQUEENのライヴDVD(ブート)を観る機会がありました。一般的にQUEENと言えば、角刈り・白タイツ・口髭のゲイ・ファッションに身を包んだフレディが電通御用達の様なCMウケするポップスを歌う80年以降をイメージする人…
映画「ランナウェイズ」を観たら、本人たちの映像が観たくなってブートDVDを購入。「THE RUNAWAYS TV LIVE COMPILATION」その名の通り、TVの音楽番組で放送されたランナウェイズのライブ映像を集めたものなのですが、なんとこの中に「ぎんざNOW!」…
ランナウェイズと言えば誰でも最初に浮かぶビジュアルはガーター&コルセット姿のシェリー・カーリーでしょう。 近年再評価の機運が高まっているとは言え、当時はシェリーのこのコスプレが諸刃の剣となってバンド全体が色物視されておりました。1975年.16歳…
やれ凡作だの話のスケールが小さいのと評価の芳しくない作品ですが、何をおっしゃいますお武家様。これぞ80年代を代表する歴史の断片、時代の生き証人ではありませんか。 「フラッシュダンス」(1983年/エイドリアン・ライン監督) 主演はこれ1発でブレイ…
曼荼羅畑には似つかわしくない題材ですが、地方の二番館で「アバ・ザ・ムービー」を観(併映は「スウォーム」!)、“アグネサのお尻は百万ドル”なんて時代を過ごした者としては無視する訳にもいきません。「マンマ・ミーア!」(2008年/フィリダ・ロイド監…
「ぎんざNOW」世代なら、その瞼に焼きついているに違いないガールズバンド「ザ・ランナウェイズ」。 今回、このバンドのギタリスト、ジョーン・ジェットにスポットを当てた実録(って書くとヤクザ映画みたいだな)映画「The Runaways」が製作される事にな…
ヤク中が描くヤク中の映画。「ドアーズ」(1991年/オリバー・ストーン監督)ヤク中ジム・モリスンの半生をヤク中オリバー・ストーンが映画化。 ケーブルの深夜放送でしたが、翌日の事は忘れて鑑賞。モリスン役はヴァル・キルマー。 確かに似ている。顔は。 …